髙柳将太の個展「LOVE TO i わたしを愛せ。」で心の平和を探求

髙柳将太の個展「LOVE TO i わたしを愛せ。」

アートの世界で独自の視点を展開する髙柳将太が、2度目の個展「LOVE TO i わたしを、愛せ。」を銀座のArtGallery 東急プラザで開催します。この展示は2025年8月11日から24日までの期間、さまざまなタッチの原画作品を通じて「愛」をテーマにしています。

「愛」についてのアート

髙柳さんが選んだテーマ「愛」は、単なる感情に留まらず、深い内面的な探求を促します。「愛」という言葉は人が背を向けることなく、心を向ける動きに象徴されています。彼は、自らの作品を通じて、誰しもが抱える感情の複雑さについて考えるきっかけとなることを意図しています。

自己愛の重要性

前回の個展では、子供時代の感性を前面に出した作品を展示しました。そこから、自己愛の重要性を再認識した髙柳さん。自分を受け入れ、愛することが他者へと広がる愛の源泉となるという思いが、今回のテーマの選定に繋がっています。彼は、愛とは単なる「好き」「嫌い」ではなく、もっと広範で繊細なものだと語ります。このプロセスは、他者や社会との関係性をも形成し、豊かにする根本的な要素だと感じています。

展示の目的

髙柳さんは、観客が自分自身と向き合うための場として、展示を意識しています。彼の作品は、見る人が自らの内面と対話できるようなデザインが施されており、訪れる全ての人が自分との関係性を深めることを期待しています。アートは観る側の自由で、各個人の想像や過去の記憶が結びつくことで、作品を“自分のもの”にしていくと考えています。

社会への影響

彼は、自己愛の拡がりが国際的な争いや文化的な摩擦を解消する糸口になると信じています。この想いは、アートを通じた自己との対話に導くことで、個々の心の中から愛を広げ、最終的には世界へと波及することを願っています。自分を好きになることで生まれる新たな愛の形が、周囲に広がり、より大きな社会的な変化をもたらす可能性があるのです。