株式会社Riv Inc.がAlchemist Accelerator Class 40に参加
株式会社Rivは、食品サプライチェーンにおけるデータ連携を自動化するiPaaS「Cibus Cloud」の開発を進める企業です。このたび、Riv Inc.(本社:大分県別府市)は、米国のB2Bスタートアップ向けアクセラレーター「Alchemist Accelerator」のClass 40に参加することが決まりました。これにより、グローバルな食品サービスの透明性向上に貢献すべく新たな一歩を踏み出します。
Alchemist Acceleratorとは?
Alchemist Acceleratorは、B2Bビジネスに特化したスタートアップ支援プログラムを提供しています。設立以来、650社以上のスタートアップに投資し、合計39億ドルを超える資金調達を支援しています。メンターや投資家からなるネットワークは非常に広範で、約3,000名のメンターと5,500名の投資家が集まっており、これまでの成果としては、成功したユニコーン企業の一つであるLaunchDarklyも輩出しています。
Cibus Cloudについて
Cibus Cloudは、食品サプライチェーンのデータをワンクリックで自動化し、情報の共有やトレーサビリティを実現する画期的なプラットフォームです。このサービスは、既存のERPやEDI、SaaSとノーコードで接続できるため、ユーザーにとって非常に使いやすい環境が整っています。特に注目すべきは、AIがデータ項目を自動的にマッピングし、FSMA 204に準拠したデータの収集や共有を行う点です。
このツールを導入することで、月470時間の作業工数削減が見込まれ、コストも平均で月10,000ドル削減できるという結果が出ています。これは特に食品メーカーにとって、大きな利点と言えるでしょう。
Rivの代表者の思い
Riv Inc.のCEO、上村一敬氏は「Alchemist AcceleratorのB2B特化メンターネットワークは、Cibus Cloudをグローバルな食品インフラに成長させるための理想的なステップです」と述べています。このプログラムを通じて、業界の知見やネットワークを活用し、食品サプライチェーン全体の透明性を向上させることを目指しています。
一方、COOのArjun Sharma氏は、「データは存在するが、その多くが十分に活用されていないという課題を感じます。Cibus Cloudはそれをつなぎ、使える形に変える架け橋になりたい」と語りました。また、彼は「テクノロジーありきではなく、現場の課題を出発点としてプロダクトを開発することの重要性を再確認しました」とも付け加えています。
Riv Inc.がサポートを求める理由
Riv Inc.は今後、FSMA 204に対応する食品メーカーや、北米の流通向けEDI連携に課題を抱える日本企業との連携を強化したいと考えています。「誰もが参加しやすいトレーサビリティ・ネットワーク」を目指し、食品業界の多様なデータを統合し、可視化することに取り組んでいます。
Rivのミッションは、業界の課題を根本から解決することであり、透明性を持った食品供給チェーンの構築を目指しています。今後の展開が非常に楽しみです!
株式会社Rivについての詳細は、
公式HPを訪れるか、メール(info@riv-inc.jp)でのお問い合わせをお待ちしております。LinkedInでも情報発信を行っていますので、ぜひチェックしてみてください!