オイシックス・ラ・大地社長高島宏平が「東京NBCアワード」経営者大賞を受賞

高島宏平が「東京NBCアワード」で経営者大賞を受賞

2025年6月18日、オイシックス・ラ・大地株式会社の代表取締役社長である高島宏平が、東京NBCが主催する「第7回東京NBCアワード」において経営者大賞を受賞しました。この賞は、優れた経営者を顕彰するもので、創業経営者やベンチャースピリットを持つ約1000名の会員によって選ばれます。

高島社長の受賞理由

高島社長は、「食の社会課題をビジネスの手法で解決する」というミッションを掲げ、特に生産者と消費者を直接結ぶダイレクトマーケティングの手法が評価されました。彼の企業は、オンラインの食品販売が一般的でなかった2000年に、新鮮な有機野菜をネットで購入できるサービスを開始し、その透明性の高い流通システムを確立しました。

また、数々のM&Aを通じて成長を遂げ、特に震災後には自社での食品放射能検査を行うなど、消費者の安全を重視してきました。彼の指導力と先見性は、多くの消費者から信頼を受け続けています。高島社長のリーダーシップのもと、オイシックス・ラ・大地は、環境や社会貢献に取り組みながら確かな成長を見せています。

表彰式の様子

表彰式は東京にあるホテル雅叙園で行われ、青木正之東京NBC会長から記念の盾が授与されました。受賞記念講演では、高島社長が自身の経営スタイルと、会社の未来について語りました。「この受賞は、経営者だけでなく、社員全体への評価である」と述べ、困難に直面しながらも挑戦し続ける姿勢が社員にとって自信になると強調しました。

さらに、2025年の設立25周年を迎えるにあたり、「この青春を延長し、喜怒哀楽を前に出しながら生きていきたい」と意気込みを語りました。

高島宏平の経歴

高島社長は青山学院大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、その後2000年にオイシックスを設立しました。以来、数々の受賞歴を持っており、経歴には日本オンラインショッピング大賞や「DREAM GATE AWARD」などがあります。たゆまぬ挑戦と革新に満ちた経歴が彼の経営の基盤となっており、常に新たな試みを続けています。

オイシックス・ラ・大地株式会社のビジョン

オイシックス・ラ・大地は、サブスクリプションモデルを導入し、持続可能な食品流通を目指して成長を続けています。「Oisix」や「らでぃっしゅぼーや」など、消費者に安全で質の高い農産物を届けることに注力し、食品ロスの削減にも取り組んでいます。

今後も高島社長のリーダーシップのもと、彼らの挑戦は続き、食の未来を切り拓いていくことでしょう。