新年の訪れを彩る風雅な和菓子『花びら餅 御所鏡』のご紹介
京都の名店、鶴屋吉信が手掛ける伝統的な和菓子「花びら餅 『御所鏡(ごしょかがみ)』」の予約受付が、2025年12月1日から開始されました。こちらの商品は新年を祝う京銘菓として親しまれ、毎年恒例の「歯固めの儀」に基づいた逸品です。
京銘菓『御所鏡』の誕生と意義
花びら餅は、平安時代の宮中で行われた新年行事「元日節会」に起源があります。この行事では、健康と長寿を祈願して「歯固め(はがため)」として鏡餅や大根、押鮎などを食べました。のちに、贈り物として「菱葩(ひしはなびら)」と呼ばれる新年のお餅が生まれ、それが「花びら餅」となって発展したとされています。鶴屋吉信では、創業以来180年の歴史を受け継ぎ、毎年この伝統を大切にしています。
厳選された素材と贅沢な味わい
「御所鏡」には柔らかい求肥が使われており、その中にはやさしい甘さの白味噌あんや紅あん、さらに蜜漬けの牛蒡が包まれています。これらの素材が絶妙に調和することで、新年のお茶のひとときにふさわしい上品な味わいが生まれます。特に、茶道の初釜でいただく生菓子としても愛される存在です。
理想的な新年のティータイムを演出するために、ぜひこの「御所鏡」をお試しください。個包装されているため、取り扱いも簡単で、贈り物にもぴったりです。
予約情報とお取り扱い店舗
「御所鏡」5個入は税込み3,240円、3個入は税込み1,944円で販売されます。3個入は店頭販売のみのオプションで、12月31日から発売される予定です。購入は、鶴屋吉信本店や直営店舗、各百貨店のほか、公式オンラインショップでも可能です。
予約スケジュール
- - 店頭予約期間: 2025年12月1日(月)〜2026年1月中旬頃まで
- - 発売期間: 2025年12月29日(月)〜2026年1月中旬頃まで
- - WEB予約期間: 2025年12月1日(月)〜12月30日(火)【午前12時まで】
- - お届け期間: 2025年12月31日(水)〜2026年1月6日(火)【1月2日〜4日は除外】
WEB予約は「5個入」のみが可能で、受注状況によって早期に予約が終了する場合がありますので、早めのご予約をおすすめします。
花びら餅を楽しむ心
新年を迎える際には、伝統を重んじた和菓子を楽しむことが重要です。「御所鏡」は、京の雅を感じさせる生菓子であり、一口ごとに幸せを呼び込む力を持っています。
お正月にふさわしいこの贅沢な「花びら餅」を、ぜひ新たな年を迎える際のひと時にご利用ください。心が豊かになる和菓子体験をお楽しみください。