音楽の新しい扉
2025-09-18 11:27:17

音楽でつながる未来へ〜Ami.porteが開くピアノレッスンの新しい扉

「音楽でつながる未来へ〜Ami.porteが開くピアノレッスンの新しい扉」



近年、義務教育段階の児童生徒数が減少する中で、特別支援教育を受ける子どもたちの数は増えています。この現状の中、障がいを持つお子さまが「ピアノを習いたい」と望んでも、その希望が叶えられないことが少なくありません。多くの家庭が「他の子どもたちと同じように習い事をさせたい」と願いながらも、その受け入れ先がないという実情が存在します。

そんな中、Ami.porte(アミポルテ)は「音楽はボーダレス」という理念のもと、音楽に触れることができる環境を提供しています。日本各地で療育に通うお子さまに向けた特別なピアノレッスンを展開し、子どもたちの可能性を引き出しています。

音楽が芽生えさせる新しいつながり


実際のレッスンでは、参加することすら難しいお子さまが、音楽の力で劇的に変化する様子が見られます。例えば、6歳のSちゃん(仮名)は、初めてのグループレッスンで隅に座り込んでしまいましたが、音楽が流れるとその体に変化が現れました。少しずつ他の子どもたちとの輪に加わり、教室の雰囲気が一気に和やかになったのです。お母様は感動のあまり涙を流し、娘が他の子と関わる姿を初めて見たと語りました。「学校ではいつも一人でいるのに、ここでは楽しそうにしているなんて」と、その変貌に驚きを隠せない様子でした。

同じく、8歳のAくん(仮名)は、「うちの子にピアノは無理だ」とお母様が不安を抱いている中で、明るいメロディに惹かれ、自然と鍵盤に手を延ばしました。繰り返しそのメロディを奏でる姿は、言葉では表現できないほどの幸せに満ちており、母はその笑顔に感動し、喜びの涙を流しました。「他の教室では無理だと言われ続けてきたのに、ここではこんなに楽しそうにできるなんて…」と、彼女の言葉には驚きと感謝が込められていました。

自立とリフレッシュの時間


Ami.porteでは、「教える」ことよりも、“引き出す”指導スタイルを重視しています。レッスンは「子どもは子どもの時間、親は親の時間」と設計されており、普段は付き添いが必要で疲れてしまう親御さんも、レッスンの間は安心して子どもを任せられます。この時間が、親子双方にとって心のリフレッシュにつながり、小さな成功体験が積み重なりやすくなります。

「音楽の前には境界線はいりません。どんなお子さんにも“できる”瞬間があります。私たちの使命はその扉を開き続けることです」と代表の神野由香さんは語ります。Ami.porteの取り組みは、特別支援教育に興味のある家庭や地域社会に新しい教育の形を提供することを目指しています。

会社概要


社名:Laboratous株式会社
代表者:神野 由香
所在地:長野県長野市
事業内容:ピアノ教室「Ami.porte」運営、幼児英語「プリトーン」提供
創設:2003年
理念:音楽はボーダレス

Ami.porteのピアノレッスンは、特別支援学級に通う子どもたちが楽しむ場所であり、音楽の新しい扉を開くことを目的としています。これからも多くの子どもたちに、その可能性を広げていくことでしょう。


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