あなたの食事が健康を守る
高齢化社会が進む昨今、認知症の前段階である「軽度認知障害(MCI)」への関心が高まっています。これを受けて、ウェルネスダイニング株式会社はエーザイ株式会社と協力し、食と情報の両面から認知機能への気づきを促す取り組みを開始しました。これにより、認知症に対する理解を深め、適切な対応ができる社会を作っていくことを目指しています。
食から始まる健康支援
ウェルネスダイニングは、健康的な食生活を提供する宅配食サービスを展開しており、これまでに2500万食を超える実績を持っています。生活習慣病に特化したメニューを提供し、身体の健康を維持するためのサポートを行っています。しかし、その一方で、認知機能に関する不安の声も多く寄せられています。特に、家族が心配するのは「物忘れが増えてきた」「最近、言動に違和感がある」という内容です。このような相談を受けたウェルネスダイニングは、認知症に関する専門的な知識を持つエーザイとの連携によって、正しい情報を基にした啓発活動を行うことを決定しました。
認知症とMCIの理解
MCIは認知症の前段階であり、適切な見直しや改善が期待できる時期です。しかし、社会的にはまだその認知が不足しており、年齢に起因するものと見過ごされがちです。この認知のギャップを埋めるため、ウェルネスダイニングは、エーザイの啓発活動に賛同し、協力していくことにしました。ここでは、3つの主要な活動方針を掲げています。
1. 正しい知識の共有
エーザイからの情報を基に、ウェルネスダイニングのスタッフ全員が認知症やMCIについての知識を深め、その理解力を向上させることを目指します。これにより、顧客に対してより的確な情報提供が可能になります。
2. 啓発・啓蒙活動の実施
宅配食を利用するお客様に対し、定期的にMCIの概要や早期発見の重要性を知らせるチラシやメールマガジンを送ります。高齢者やその家族に対し医療機関への早期相談を促進することで、不安を解消する手助けをします。
3. 認知機能維持を考慮したメニュー開発
エーザイが監修した文献を基に、栄養バランスを考慮した宅配食メニューを新たに開発します。このように、食事を通じて認知機能の維持と健康の向上を目指します。
支える企業を目指して
ウェルネスダイニングの役割は単なる商品提供にとどまりません。「その人の生活を支える」「その家族の安心につなげる」という理念のもと、MCIや認知症と向き合う取り組みを強化していきます。日常の食事から、認知機能への気づきを促し、家族の健康も支えることが私たちの目指す姿です。この取り組みを通じて、より多くの方々に食事を介した健康のサポートを提供できるよう努力していきます。
会社概要
ウェルネスダイニング株式会社
- - 所在地: 東京都墨田区錦糸1-2-1アルカセントラル6階
- - 代表者: 中本哲宏
- - 設立: 2011年6月
- - 問い合わせ先: 03-6807-0280
- - サービスサイト: ここをクリック
エーザイ株式会社
エーザイは、患者様と生活者の喜びを追求する「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」を掲げ、健康への貢献に取り組んでいます。詳細は
こちらをご覧ください。