ワシオの大感謝祭
2025-02-20 11:04:13

ワシオ株式会社、楽天撤退後の大感謝祭で前年比220%超の売上達成

ワシオ株式会社の大改革と成功の軌跡



兵庫県加古川市に本社を構えるワシオ株式会社が、2025年に向けた大きな改革を進めています。特に2025年2月8日に開催された「ネットde大感謝祭」は、記録的な成功を収めました。このイベントでは、前年比220%の売上を達成し、わずか24時間で2,880万円を売上げるという結果につながりました。

楽天市場からの撤退



2024年にワシオの年商の約20%を占めていた楽天市場からの撤退は、新たな経営哲学を象徴する重要な決断でした。3代目社長の鷲尾岳氏は、自社ブランドの価値を向上させ、顧客との直接的な関係構築を目指しました。楽天市場の集客力を捨てる勇気ある選択は、長期的な視点での成長戦略に基づいています。

自社ブランドの価値の向上



楽天市場は多数の店舗が出店しており、価格競争に陥りやすい環境です。鷲尾氏は、自社のブランド価値を適切に伝えるためには、独自の経路で顧客と関わるべきだと考えました。これにより、顧客に寄り添ったサービスの提供が可能になると確信していました。

顧客との深いつながり



楽天市場からの撤退で、自社のECサイトを強化し、顧客との関係性を深めることに注力しました。より個別化されたサービスを提供するため、顧客のニーズに直接応える体制を整えました。

創業70周年に向けた新たな挑戦



2025年はワシオ株式会社の創業70周年になります。この節目を迎えるにあたり、組織の活性化と効率化を進めました。特に、広報活動を担う「企画広報課」を新設し、SNSでの発信や新商品の開発など多岐にわたる活動を行っています。

新ブランド「紡衣(つむぎ)」の開発



企画広報課では、新しいブランド「紡衣」も立ち上げる計画があり、展示会の企画や新商品開発にシフトしています。このような取り組みを通じて、ワシオは今後も顧客に寄り添ったサービスの提供を続けることを宣言しています。

大感謝祭の成功



「ネットde大感謝祭」は、楽天から撤退した後に実施された初めてのイベントであり、成功の裏には顧客の支えがありました。イベントは、多くの方々からの応援と購入のおかげで、前年比220%の売上を記録しました。鷲尾岳氏は、顧客との新たな関係を築く試みの一環として、このイベントを位置付けていました。

今後の展望



ワシオ株式会社は出発点として、2025年の創業70周年を迎えつつ、顧客とのコミュニケーション強化に努めます。ブランドストーリーをしっかりと発信し、より良い商品とサービスを提供することで、さらなる成長を図りたいと考えています。これからも、「もちはだ®」ブランドを通じて、世界から「寒い」をなくすというビジョンを持ち続け、顧客に信頼される企業を目指します。


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