モントルー・ジャズ・フェス
2025-12-25 12:44:09

横浜で盛大に開催された『モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2025』レポート

フェスティバルの熱気が伝わる!



2025年12月、神奈川県横浜市のみなとみらい地区の「ぴあアリーナMM」で開催された『モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2025(MJFJ 2025)』の様子をお届けします。今回のイベントでは、数多くのアーティストが参加し、観客を魅了するパフォーマンスが繰り広げられました。

ジャパンアーティストの共演



12月6日に行われた「JAPAN ARTISTS EVE SHOW」では、まず新世代バンドのが登場。2003年生まれの彼らは、オープニング曲「脳におまじないなme」で観客を魅了し、さまざまなジャンルの楽曲を披露。特に、レトロなサイケデリックな衣装が印象的なHiyn(ヒン)を中心に、まさに個性がぶつかり合うパフォーマンスが展開されました。観客は彼らのホットなグルーヴに自然と体を揺らし、すぐに彼らの音楽の魅力に引き込まれていきました。

その後、オルタナティブ・ファンク・バンドのがステージに。彼らのパフォーマンスは、各メンバーの協力と即興のセッションによって構成され、高木祥太が体調不良の中、仲間のサポートを受けて非常に高いクオリティの演奏を展開しました。これにより観客も一丸となって彼らのパフォーマンスを応援し、エネルギーが会場全体に広がっていきました。

JQのソロパフォーマンスの魅力



続いて登場したのは、Nulbarich(ナルバリッチ)のヴォーカリスト、JQ(ジェレミー・クォータス)。彼は独自のソロパフォーマンスで、観客を虜にしました。彼が選ぶ楽曲にはエルヴィス・プレスリーのカヴァーなどもあり、多彩な音楽的背景を表現。特に、若い世代へのメッセージも盛り込まれるなど、聴く人々を感動させました。観客は彼の呼びかけに応えて拍手を送るなど、素晴らしい一体感を作り出しました。

クロイの圧倒的なパフォーマンス



最後に、5人組のバンドがトリを務めました。彼らはR&B、ファンク、ソウルなどの要素を取り入れた音楽で、観客のカラダを揺らし続けました。「Method」や「Monster Play」など、ヒット曲を次々と演奏し、観客のボルテージを高めます。特に「夜明け」や「selva」などは、手拍子と共に盛り上がり、Sweatyな雰囲気を醸し出しました。彼らのステージが終わった時、観客は興奮の余韻を残しつつ会場を後にしました。

ついに到来した最終日



続く12月7日には、さまざまなアーティストが集結し、熱いパフォーマンスが繰り広げられました。まずは、蓮沼執太フィルの登場です。多様な楽器が融合した彼らの音楽は、観客を新しい音楽体験へと誘いました。続いて、スイス出身のバンドが持ち歌を披露し、観客の盛り上がりも最高潮に。

また、馬場智章が参加したのパフォーマンスも圧巻。昨年のデビュー・アルバムに登場した楽曲を演奏し、多様なゲストミュージシャンが華を添えて、観客を楽しませました。

さらに、世界的な人気を誇る『ペルソナ5』の音楽を演奏するも登場し、観客の心をつかんで離さないパフォーマンスを展開。約30名の豪華な演奏者によるアンサンブルが生み出す音楽体験は、想像を超えるものがありました。

ハービー・ハンコックの感動



フェスのフィナーレを飾るのは、ハービー・ハンコック。85歳を迎えた彼の演奏は圧倒的で、彼のキャリアを彩った名曲が次々と演奏されました。特に彼の伴奏の中で、ノスタルジックな「Chameleon」が披露された瞬間、オーディエンス全体が感動に包まれ農りました。

ハービーのパフォーマンスはスタンディングオベーションで締めくくられ、これで『モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン 2025』は幕を閉じました。今年のフェスティバルは多くのアーティストたちの素晴らしい演奏と共に、観客の心に深く残る思い出となりました。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

関連リンク

サードペディア百科事典: 横浜 モントルー・ジャズ・フェスティバル アーティストたち

トピックス(音楽)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。