キユーピーと大学生の挑戦
2025-12-19 11:53:55

大学生が挑戦!キユーピーとの産学連携プロジェクトの成功秘話

大学生が挑戦!キユーピーとの産学連携プロジェクトの成功秘話



青山学院大学とキユーピーの産学連携プロジェクトが、食の未来を担う重要な一歩を踏み出しました。この取り組みは、学生がプラントベースフードブランド「GREEN KEWPIE」のマーケティング施策を主体的に企画・実施するというもので、地球環境や食の多様性を考慮した新しい食文化の醸成を目指しています。企画は2025年にスタートし、この度、青山学院大学で最終成果発表会が行われました。

喫食イベントの成功



プロジェクトの一環として行われた喫食イベントでは、約10日間で3,000食以上が販売されるという驚異的な成果を上げました。これは青山学院大学の学生を対象としたもので、彼らのプラントベースフードへの興味を引き出すことを目的としています。このイベントの結果、学生の間での「GREEN KEWPIE」の認知度は、イベント開始前の28%から76%へと約2.7倍に急増しました。

意外な発見



最終成果発表会では、学生たちがオフラインでの接点が特に重要であると報告しました。デジタル情報が溢れる現代において、実際の販売ブースやポスターが商品購入のきっかけとして大きな役割を果たしたといいます。学生たちは、オフライン体験が記憶に残りやすく、逆にデジタル施策が飽和する現代社会において有効性を持つことに驚いたようです。

ペルソナ設定の意義



当初、学生たちは「健康意識が高い大学生はサラダを好む」という先入観を持っていましたが、実際にはサラダよりもパンや麺類といった主食系のメニューが早く売り切れるという結果に。これは顧客行動を観察する大切さを身をもって実感させるもので、プラントベースフードを普段の食生活に自然に取り入れる難しさも学びました。

未来への期待



喫食イベントを通じて、92%の参加者が「今後購入したい」と答えるなど、プラントベースフードに対するポジティブな姿勢が見られました。このような成功体験が、学生の今後の進路や学びにどのように生かされていくのか期待が高まります。

コメント



この取り組みを通じて、学生たちは自らのアイデアを形にすることの難しさと楽しさを体感しました。青山学院大学の経営学部の北村さんは「この経験は、今後の進路選択に必ず生かせる」と話しています。また、キユーピーの担当者も「若者へのリアルなアプローチの重要性を再認識できた」とのこと。

この産学連携プロジェクトは、今後も続けられる予定であり、学生たちの柔軟な発想と企業の知見を掛け合わせた新しいアウトプットが創出されることを期待しています。


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