日韓映画共同プロジェクト
2025-05-15 10:57:29

KDDIとPlus Mが結ぶ日韓映画共同マーケティングの新たな展望とは?

KDDIとPlus M、映画界を変えるパートナーシップを締結



2025年5月15日、KDDIは韓国の映画配給会社Plus M Entertainmentと、日韓での映画共同マーケティングに関する基本合意書を締結しました。この歴史的なパートナーシップは、両国の映画市場の発展とコンテンツ流通の円滑化を目指しています。

日韓映画市場の現状と課題



日本と韓国の映画市場には、配給や興行体制の違いから生じるタイムラグが存在します。具体的には、韓国での公開から日本での公開までは、時には半年から1年の時間がかかることがあります。これにより、映画が持つ新鮮さが失われてしまうことがあります。KDDIとPlus Mは、このような課題を乗り越えるために、日韓同時公開の実現や、双方の作品の独占配給を進めることを約束しています。

パートナーシップの目的と方針



このパートナーシップにより、両社は映画をより迅速に多国籍市場に展開し、映画ファンに新たな体験を提供することを目指します。また、KDDIは、Pontaパス会員向けに試写会や映画割引クーポンなどの特典を用意し、映画文化のさらなる普及にも力を入れています。加えて、2024年には韓国映画の買付けも始める予定で、特典のラインアップがさらに充実する見込みです。

KDDI Picturesの展望



KDDIは2022年に映画レーベル「KDDI Pictures」を設立し、映画制作と配給に取り組んでいます。「KDDI Pictures」は、日本映画だけでなく、今後は韓国映画の配給も行い、幅広いジャンルの作品をファンに届けていくことを目指しています。また、KDDIは新たな話題作として、2025年6月13日に「ラブ・イン・ザ・ビッグシティ」の公開を予定しており、この作品は「au推しトク映画」としても選ばれています。

Plus Mの役割と影響



一方、韓国のPlus Mは、映画やドラマの企画から制作、配給、海外セールスまでを手掛ける総合エンターテインメント企業であり、「犯罪都市」シリーズや「ハント」などのヒット作を展開しています。彼らの強力なラインアップは、日韓双方の映画市場において重要な役割を果たすことでしょう。

未来への期待



この新たなパートナーシップは、どのように映画市場を変えていくのでしょうか。両社は名作映画の企画上映やリマスター上映、リメイクなど、共同IPの開発を通じて、映画ファンに新たな魅力を提供することを計画しています。これにより、日韓の映画が持つ独自の魅力がさらに広がることが期待されます。

このように、KDDIとPlus Mのパートナーシップは、単なる共同マーケティングの枠を超え、多角的な価値創出とより魅力的な映画体験の提供を目指しています。今後の展開から目が離せません!


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