食パンの粉を名刺に再利用!Pascoの新たな試み
敷島製パン株式会社、通称Pascoは、持続可能な社会の実現を目指し、環境に優しい名刺を開発しました。その名も「食パン型の名刺」です。これは、食パンをカットする際に生じる粉を活用して作られたもので、2025年9月から一部社員が使用を開始予定です。これにより、Pascoは新たな形での環境への配慮を表現しています。
環境への取り組み
Pascoは、事業活動の効率化を通じた環境負荷の低減や、商品づくりにおいて地球環境に配慮する活動を行っています。その一環として、生じたパンの粉を名刺として再利用するというユニークな試みを始めました。これまでの食パンの製造過程で生じた Waste を、価値のある「食パン型の名刺」として生まれ変わらせたのです。
三社の協業による実現
この名刺の開発は、アップサイクル紙や環境配慮紙の開発を行っている株式会社ぺーパル、名刺印刷事業を手掛ける株式会社サイバーネットとの協業により実現しました。Pascoは2023年11月からパンの粉を活用した紙の開発に取り掛かり、約1年半をかけて「パンの紙」を完成させました。
この「パンの紙」は、食パンの持つ柔らかく素朴な風合いを活かしつつ、印刷適性を考慮してパンの粉を2〜3%混ぜ込むことで、名刺としての機能も確保しています。
驚きと親しみを与える名刺
完成した「食パン型の名刺」は、絵本から飛び出したような温もりを感じさせるデザインに仕上がっています。この名刺を受け取った方々には、驚きと共に親しみを感じてもらい、Pascoのサステナブルな取り組みに対する関心を持っていただければという思いが込められています。
Pascoの未来
Pascoは今後も、安全で安心な豊かな食生活と、サステナブルな社会の実現を両立させる営業活動を推進していきます。このような環境への配慮と社会貢献活動は、今後も続けていくことが大切です。
PascoのCSR活動について、詳しくは公式ウェブサイトをチェックしてみてください。
PascoのCSR・サステナビリティについて