漁網リサイクルユニフォーム
2025-06-05 12:05:38

使用済み漁網を活かしたユニフォーム誕生!「魚べい」の環境配慮プロジェクト

使用済み漁網を活用した新しいユニフォーム



日本各地の漁港では、役目を終えた漁網が山のように積まれています。本来は産業廃棄物として処理されるべきものですが、漁師の高齢化や担い手不足などの課題から、多くの漁網が放置されているのが現状。そんな中、株式会社エムズはこの状況に目を向け、「使い捨てではない資源」として漁網を再利用するプロジェクトに取り組んでいます。

環境を考えた新ユニフォーム



エムズは、寿司チェーン「魚べい」の新しいユニフォームをデザインするにあたり、使用済み漁網を再利用した素材を採用しました。「魚べい」というブランドが持つ、海とのつながりを大切にする思想に基づいたこのプロジェクト。ユニフォームは、海から寿司をお届けする人たちの「海の未来を考える装い」となりました。

漁業とリサイクルの新たな連携



「使用済み漁網」といえば、環境問題として考えられがちなゴーストネット。しかし、エムズは漁業関係者や繊維メーカーと連携し、漁網のリサイクルに向けた取り組みを進めています。長崎の漁港を訪れ、地元の漁協との意見交換を行うことで、プロジェクトに対する理解をさらに深めました。これにより、漁網が「魚を獲る網」から「魚を届ける服」へと生まれ変わることを実現しています。

意識を変える一着



このユニフォームは、ただの衣服に留まりません。「漁網からできている」と知った瞬間が、周囲の意識を変えるきっかけになるとエムズは考えています。制服を通じて海の課題を感じてもらえることで、少しでも多くの人が海を守る意識を持つようになればと願っています。

エムズの企業理念



エムズは、1999年の設立以来、サービスユニフォームの分野で新しい価値を提供し続けてきました。美しさと機能性を兼ね備えた製品を通じて、業界のリーダーとしての地位を確立しています。「次の笑顔へ、つないでいく。」という理念を持つエムズは、今後も環境への配慮を忘れずに、さらなる取り組みを続けていくことでしょう。

まとめ



「魚べい」とエムズのコラボレーションによって誕生したこのユニフォームは、環境保護を考えるきっかけとなる重要な存在です。漁網のリサイクルを通じて、社会に良い影響を与えることを目指すこのプロジェクトは、持続可能な未来を想像する力を育むものとなります。今後の展開にも大いに期待が寄せられます。


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