カナダと日本、音楽で子どもたちが繋がる感動の交流演奏会
2025年6月1日、東京音楽大学池袋キャンパスで、日本の子どもたちとカナダのオーケストラが一堂に会し、特別な交流演奏会が開催されます。このイベントは、一般社団法人エル・システマジャパンが、カナダのユースオーケストラ「オーキドストラ(OrKidstra)」と「システマ・ニュー・ブランズウィック(Sistema New Brunswick)」との共演を実現するものです。
演奏会の背景
この交流演奏会は、大阪・関西万博でのカナダ文化プログラムの一環として注目を集めています。2015年から続くエル・システマによる国際交流イベントでは、過去に数々の素晴らしいパフォーマンスが披露されてきました。しかし、2020年に発生したコロナウイルスの影響で、海外との交流の機会は減少し、子どもたちも思うように歌い、奏でることができない期間が続いていました。
そんな中、約6年ぶりの国際交流の場が整い、子どもたちは嬉しい気持ちを胸に日々練習に励んでいます。「音楽を通じて広がる世界」を実感し、数少ない機会を大切に想いながら、貴重な経験を積む場となることでしょう。
資金調達と応援の呼びかけ
交流演奏会を実現するためには、多くの支援が必要です。交通費や宿泊費、引率やサポートスタッフにかかる経費など、総額100万円をクラウドファンディングで賄います。国立カナダナショナル管弦楽団や東京音楽大学からの協力によって会場費用は補助されていますが、子どもたちが安心して参加できる環境を整えるためには、皆さんのご支援が不可欠です。
また、クラウドファンディングのリターンとして、6月1日に行われる交流演奏会への招待券や、地元の「おばちゃんくらぶ」が作ったハンドメイドのバッグなどを用意しています。
- - クラウドファンディング期間:2025年4月19日~5月28日
- - プラットフォーム:READYFOR
音楽でつながる未来
カナダからは、選抜された弦楽器メンバーが参加し、日本の「大槌子どもオーケストラ」「相馬子どもオーケストラ」「駒ヶ根子どもオーケストラ」のメンバーも共に演奏します。プログラムには、A.ヴィヴァルディの「四季」やW.A.モーツァルトの名曲、P.チャイコフスキーなどが含まれ、日・加両国の音楽を融合させたパフォーマンスが繰り広げられます。
音楽の力で国や文化、言語の壁を越えて、子どもたち同士がつながり、成長していく姿を目の当たりにすることができるこのイベントは、まさに音楽のチカラの証明です。メディアの皆様には、ぜひこの貴重な交流の場を取材していただき、子どもたちの成長を応援していただけると幸いです。
音楽を通じて広がる子どもたちの未来、ぜひともご注目ください!