キユーピーが7年連続で選定された理由
キユーピー株式会社が、SOMPOアセットマネジメントによる「SOMPOサステナビリティ・インデックス」に2019年から7年連続で選ばれたというニュースが、持続可能性を重視する企業としての評価をさらに高めています。これは、環境、社会、企業統治に優れた取り組みが認められた結果です。通常、このようなインデックスに選ばれる企業は約300社に限られており、キユーピーのこの結果は非常に意義のあるものです。
ESGへの積極的な取り組み
キユーピーは、ESG(環境・社会・企業統治)に基づく実践的な取り組みを通じて、持続可能な運用が可能なのは当然のことです。毎年行われるESGに関する調査に基づき、構成銘柄は見直され、キユーピーがその中に位置づけられ続けるのは、高い基準を満たしていることを意味します。具体的な取り組みとして、2024年度には以下のようなプロジェクトが行われました。
主な取り組み事例
- - 使用済み油付きPETボトルの資源回収プロジェクト: 日清オイリオグループと共同で使用済み油付きのPETボトルの資源循環に向けた実証実験を開始しました。
- - マヨネーズボトルの回収実証実験: 味の素と連携し、使用済みのマヨネーズボトルの資源循環に関する取り組みを実施しました。
- - 再生PET樹脂ボトルの導入: 市販用のドレッシング全25品に、再生PET樹脂を30%含むボトルを採用しました。
- - SHIBUYA Urban Farming Project: 一般社団法人渋谷未来デザインとともに、都市農業プロジェクトを発足しました。
これらの取り組みは、環境への配慮が重要視される現代において、企業の社会的責任を果たす上で重要な要素となっています。特に、資源の循環利用を推進することは、サステナビリティの観点からも大きな意義を持つことがわかります。
企業価値創造と持続可能な社会の実現
キユーピーグループは、サステナビリティ基本方針のもと、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に基づき、重点課題を定めてそれに向けた活動を推進しています。これからも、企業価値を生み出しつつ持続可能な社会の実現に貢献することに重点を置いていくことが期待されています。
キユーピーの持続可能性に対する取り組みは、今後も注目を集め続けるでしょう。そして、消費者としてもそれを支持し、より持続可能な未来に向けて一歩を踏み出したいものです。
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