空山基の回顧展
2025-10-23 10:59:45

空山基の最大回顧展が東京で開催!光を追求した作品の数々とは

空山基の最大回顧展『SORAYAMA光・透明・反射-TOKYO-』が開催決定



日本を代表するアーティスト、空山基(そらやま はじめ)による過去最大規模の回顧展が開催されることが発表されました。この大規模な展覧会『SORAYAMA光・透明・反射-TOKYO-』は、2026年3月14日から5月31日まで、東京・京橋のCREATIVE MUSEUM TOKYOにて行われます。
訪れることで、空山の芸術的貢献と個性的な視点を体感する絶好の機会です。

展示作品の概要


今回の展覧会では、空山が1978年にウィスキーの広告のために手がけたロボット作品が展示されます。それに加え、恐竜やユニコーンなど、彼のロボット造形に関する多彩な作品も登場します。さらに、ソニーのエンターテインメントロボット「AIBO」のデザイン原画や、エアロスミスのアルバムジャケットなどの代表作も一堂に展示されることから、ファンには見逃せない内容です。新作の彫刻作品や映像インスタレーションも含まれ、圧倒的なスケールで空山が追い求めてきた「光」「透明」「反射」に対する探求が体感できます。

空山基の探求の軌跡


空山は自らの作品を通じて、常に「光」「透明」「反射」に対する探求を語ってきました。「光を描くためには空気が必要であり、それを透明として表現し、反射をいかにして征服するかが鍵である」と彼は述べています。これらは彼の作品における深遠なテーマであり、視覚的な錯覚を起こす新しい表現に挑戦し続ける姿勢を示しています。

彼はレオナルド・ダ・ヴィンチや印象派の画家たちと同様に、空間や光を表現する新たな手法を探求しています。例えば、ダ・ヴィンチはスフマートを用いて空気の遠近法を描き、印象派は点描法で光を表現しました。空山はこれらの偉大な先人たちの技法を踏まえつつも、彼自身の独自の視点で新たな表現を生み出しています。

空山基の未来へのビジョン


空山の描く人物、動物、ロボットたちは、生物的な身体性を超えた未来の幻想的な物語を展開しています。観る人は、彼の作品を通じて、機械文明と有機的生命体が融合した未来の美学を想像することができます。そしてそれは、知性や身体、時間というテーマについての問いを投げかけています。私たちのテクノロジーが、身体の限界を超えて永遠の存在をもたらす可能性や、人工知能が人間と共存する未来について考えるきっかけとなるでしょう。

空山基の来歴と影響


空山基は、1978年にロボットという新しい表現手法を発表し、1983年に出版された「セクシーロボット」シリーズで広く知られるようになりました。このシリーズは、女性の美をロボットに取り入れた独自の表現であり、様々なメディアや文化に影響を与えてきました。また、映画「ロボコップ」のデザインや、著名なファッションデザイナーとのコラボレーションも行い、国際的な評価を得ています。彼の作品は、ニューヨーク近代美術館や香港のM+など、多くの美術館に収蔵されています。

展覧会の詳細


空山基の回顧展は、1970年代後半から現在までの作品を通じて、彼の芸術的進化を感じることのできる貴重な機会です。この展覧会は、空山基のキャリアの集大成とも言える内容であり、アートファンには必見のイベントです。
開催概要は以下の通りです。
  • - 期間: 2026年3月14日~2026年5月31日
  • - 会場: CREATIVE MUSEUM TOKYO
  • - 企画: NANZUKA
  • - 主催: ソニー・ミュージックエンタテインメント
  • - 企画協力: ソニー・クリエイティブプロダクツ

更なる情報やチケット購入については、公式ウェブサイト SORAYAMA光・透明・反射-TOKYO- をチェックしてください。
この展覧会は、空山基の独特なアートへの旅を体感できる貴重なチャンスであり、2026年の春にはぜひ訪れてみてください。


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