福岡市民ホールの新たな一歩
福岡市民ホールの開館を記念する舞台「見上げんな!」が、2025年4月に上演されます。この公演は福岡の文化振興の象徴となる作品として期待されており、地域の才能が集結した素晴らしい舞台体験が提供されます。
演出と脚本
本作品の脚本を手掛けるのは、福岡を拠点に活動する劇団「万能グローブガラパゴスダイナモス」の川口大樹氏。彼は20年のキャリアを持つ実力派で、完全オリジナルのストーリーを制作しました。一方、演出は松居大悟氏が担当。彼は映画「不死身ラヴァーズ」や「バイプレイヤーズ」の監督としても知られ、迫力ある演出に定評があります。
豪華なキャスト
出演者には、舞台で活躍する田島芽瑠さん、特にテレビや映画でも目立つ神田朝香さん、さらには「ヨーロッパ企画」の酒井善史さんなど、多才なアーティストが揃っています。福岡出身の彼らが織り成す群像コメディは、地方と都会をテーマにした独特の触れ合いが感じられるでしょう。
ストーリー概要
物語は、映像作家である三月が福岡の故郷に帰るところから始まります。かつてのバンドのMV撮影を依頼されるも、活動が停滞しているバンドメンバーとの再会を通じて、自身の過去に向き合う過程を描いています。三月は、失った自身の音楽への情熱を再発見する旅に出るのです。
公演スケジュール
公演は福岡市民ホールを皮切りに、4月には大阪と東京でも上演が予定されています。初日となる2025年4月4日の夜、観客は新たな文化の幕開けを体感できることでしょう。チケットは2025年2月8日から販売開始され、前売りは5,500円ととてもお得です。
アフターイベント
公演後には、音楽担当の小山田壮平さんのミニライブや、生コメンタリーイベントも企画されています。毎回すぐに売り切れてしまう人気イベントですので、早めの予約をお勧めします。
鑑賞サポート・託児サービス
観客への配慮として、台本貸出や手話通訳、さらに託児サービスも用意されているため、幅広い観客が楽しめる環境が整っています。特に小さなお子様を持つ方には嬉しいサービスです。
まとめ
「見上げんな!」は福岡市民ホールの開館を記念するだけでなく、その独自のストーリー力や役者陣のパフォーマンスを通して、観客に新たな視点を提供する作品です。ぜひ、その瞬間に立ち会うためにチケットを手に入れてください。