豊臣兄弟と和菓子
2025-03-12 17:56:53

2026年NHK大河ドラマ放送記念!豊臣兄弟に秘められた和菓子の魅力

2026年NHK大河ドラマ放送決定記念!



2026年に放送が決定したNHKの大河ドラマ『豊臣兄弟!』を記念し、本家菊屋が自社の看板商品『御城之口餅』の期間限定新パッケージを発表しました。この新しいパッケージは2025年3月19日から日本橋三越本店にて開催される『第79回全国銘菓展』で初めてお目見えします。奈良県の直営店舗でも2025年1月から先行販売が行われ、その後全国での販売を予定しています。

新パッケージのデザインとこだわり



【御城之口餅】のパッケージデザインは、地域の象徴となる郡山城の天守閣を主役にしています。その周囲には、城下町の風景を描いた金雲風の技法が施されており、郡山の歴史を感じさせる仕上がりです。このパッケージは、豊臣秀長の居城でもある郡山城の美しい景色を一望できるように設計されています。

また、城から続く堀の近くには、2021年に再建された極楽橋と菊屋本店が描かれており、地元愛を感じさせる工夫がなされています。特に、うぐいす色と桜をイメージした淡いピンクになっているのは、この地域の春の訪れを表しています。歴史ある和菓子に新たなデザインが加わることで、現代の消費者にも魅力的に映ることでしょう。

御城之口餅の誕生秘話



『御城之口餅』は、400年以上の歴史を誇る地域密着の伝統和菓子です。初代の菊屋治兵衛が、豊臣秀長公の命で作ったこのお菓子は、粒あんを餅で包み、きな粉をまぶした素朴な魅力があります。豊臣秀吉公にその名を授けられ、時代を超えて愛され続けています。

その後、『御城之口餅』という通称が地域の名物として浸透しました。これは、菊屋本店が御城之大門のすぐ近くに位置し、大名のお城の入口で販売していたことに由来しています。

地産地消の美味しい素材



『御城之口餅』は、国産の最高級小豆である丹波大納言小豆を使用し、その風味が最大限に引き出されています。さらに、近江産の餅米と国産青大豆から作ったきな粉を使うことで、材料の一つ一つに対してのこだわりが強く持たれています。蒸気で一気に炊かれたこの餡は、短時間で仕上がるため味わいも良く、食べた瞬間にふわりと広がる甘さが特徴です。

商品詳細


  • - 商品名:御城之口餅6個入(新パッケージ)
  • - 価格:1本税込800円
  • - 販売店舗:
- 日本橋三越本店(2025年3月19日~3月24日)
- 本家菊屋本店(奈良県大和郡山市)
- 奈良店、近鉄奈良店、橿原店など、奈良県内各所

この期間限定パッケージは、2026年末まで販売される予定です。和菓子の歴史と美味しさを感じながら、大河ドラマの世界にも触れてみてはいかがでしょうか。美しき伝統と地域色豊かな『御城之口餅』は、皆様をきっと幸せな気持ちにしてくれるはずです。


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