ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』が映画館に登場!
待望のロイヤル・バレエ『白鳥の湖』が、特別映像を追加したアンコール上映として映画館に帰ってきます。観客を魅了するのは、王子ジークフリート役のマシュー・ボールとオデット役のヤスミン・ナグディの至高のパートナーシップ。この公演は、2018年5月に31年ぶりの新演出がされた作品であり、昨年のリバイバル上演も大盛況でした。新しい特典映像を観ることで、舞台裏の魅力も一緒に楽しめるという内容となっています。
美しい旋律に乗せられた悲劇の物語
チャイコフスキーの名曲が彩る『白鳥の湖』は、ドイツの民話を基にした物語です。物語は、ジークフリート王子が美しい白鳥に変身した女性オデットに出会い、彼女に恋をするところから始まります。しかし、彼女は魔王ロットバルトの呪いに縛られており、真実の愛で呪いを解かれなければならないという悲劇的な運命を背負っています。特に、今回の映像版ではその儚い愛の描写に力を入れており、観客を引き込みます。
マシュー・ボールとヤスミン・ナグディの魅力
マシュー・ボールは、役についてインタビューで「自分自身の経験を注ぎ込むことで、役の感情を創造することができる」と語ります。自身がダンサーであることを生かし、逃げ出して自由になりたいという願いを貴公子ジークフリートに反映させているそうです。そして、ヤスミン・ナグディとのパートナーシップは、互いの理解を深め合い、役作りを進める上で大変重要な要素であることを強調しています。
今夏、日本での公演も控えているマシュー。彼は日本のアニメやマンガからもインスピレーションを得ていることを明かし、特に『ワンピース』のキャラクターから元気をもらっていると話しました。彼の情熱的な姿勢は、観客にも伝わること間違いなしです。
偉大なバレエ作品の新たな魅力
『白鳥の湖』が映画館に再登場することで、過去の観客だけでなく、新たにこの名作に触れる機会が増えることが期待されています。また、マシュー・ボールが振付にも挑戦する姿は、彼の新たな一面を見せてくれるでしょう。
公演詳細
この素晴らしい公演を映画館で体験できるのは、5月16日から22日までの間、TOHOシネマズ日本橋などにて1週間限定です。バレエの名作をスクリーンで楽しむ絶好の機会に、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
最後に、マシューは「日本の皆さんの応援が、ダンサーたちにとって特別なものである」と感謝の言葉を贈っています。この特別な体験を通じて、彼の情熱や才能をぜひ感じてみてください。