LOCAL FISH CAN
2025-04-16 17:36:45

高校生が地域の海を見つめる「LOCAL FISH CANグランプリ2025」の全貌

地域の海を元気に!「LOCAL FISH CANグランプリ2025」



全国各地の高校生たちが集まり、地元の海の課題を解決するためのオリジナル商品を開発するコンテスト「LOCAL FISH CANグランプリ2025」が開催されることが決まりました。これは、一般社団法人ローカルラボが主催するもので、地域の課題魚「LOCAL FISH」を体験しながら、創造的なアイデアを形にする機会を提供します。

CONTEXT—海の現状と課題



日本の各地域には、様々な海の生物が抱える問題、いわゆる「課題魚」が存在します。例えば、磯焼けに悩むブダイや、漁業資源に影響を与えるナルトビエイなど、これらは地域の漁業に深刻な影響を及ぼしています。今年のコンテストでは、こうした課題を踏まえ、高校生たちが独自の視点で地域の意義を再発見することが求められています。

コンテストの内容



「LOCAL FISH CANグランプリ」は、今や五年目となる大規模な取り組みです。参加者は、缶詰やレトルトパウチ、さらにはその他の加工品として商品を開発し、その独自性を競います。商品の開発を通じて、海の現状や未来について理解を深め、実際に行動を起こすきっかけが得られるのです。このコンテストは、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環でもあり、海の大切さを伝える役割も担っています。

エントリーは2025年の4月15日から始まり、6月30日まで行われます。高校生や高等専門学校の生徒(3年生まで)、さらに中等教育学校の生徒(4~6年生)が対象です。個人またはチームでの参加が可能で、特に制限は設けられていません。最終的には一次審査、二次審査、そして全国大会を経て、最優秀賞が決定されます。

参加者の声



昨年度のコンテストに参加した高校生たちは、地域の資源を活かした商品を開発する中で、実際に地元の漁業や消費者の意見をしっかりと聞くことの重要性を学びました。特に、未利用魚のアイゴを活用し、郷土の調理法「ぬかみそ炊き」に挑戦したプロジェクトでは、新たな価値を見出すことができました。試行錯誤を繰り返しながらも、地元企業と協力して生まれた商品は、全国にその名を知らしめる結果となりました。

まとめ—海と地域の未来を担う



このコンテストは、ただの競技会ではなく、地域の意識を高め、海の問題を広く考えるきっかけとなるイベントです。高校生たちの情熱と創意工夫が結集される「LOCAL FISH CANグランプリ2025」は、地域活性化の一助となり、さらに多くの人々に海の大切さを伝える機会となることでしょう。

詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。
LOCAL FISH CAN公式サイト

日常的に海と共生する社会を目指すこのプロジェクトに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。


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