朗読劇『雨に唄えば』が東京で開幕
名作映画を新たに解釈した朗読劇、『Classic Movie Reading「雨に唄えば」』が2026年8月12日、東京・IMAホールにて初日を迎えました。この公演は、多くのファンに親しまれるミュージカル映画「雨に唄えば」を元にした作品で、独自の演出による新たな魅力を引き出しています。
作品への熱意が伝わる記者会見
開幕直前には記者会見と公開ゲネプロが行われ、主演の徳山秀典さんがドン・ロックウッド役を務め、作品への意気込みを語りました。「ただ名作を再現するだけではなく、観客の皆さんに幸せを届ける作品に仕上げました」と、期待感をにじませる言葉には自信が感じられました。また、コズモ・ブラウン役を演じる源秀流さんも加わり、今の時代にふさわしい新解釈の重要性を強調しました。
ロ朗読劇ならではの魅力と挑戦
今回は朗読劇という形での表現が新たな挑戦となっており、演じる側のキャストたちはその独特な面白さについても語っています。リーナ・ラモント役の麻央侑希さんは、昔から耳にしている楽曲を通じ、踊りたくなる気持ちを表現しながら朗読劇の楽しさを表現しています。また、劇中では本を手放すシーンもあり、観客との一体感を体験できる「アクティブ朗読劇」としての楽しみ方があると説明しました。
キャストの感慨や思い
公演に参加するキャストたちは、それぞれが持つ思いを大切に演じています。キャシー・セルダン役の小泉萌香さんは、大好きな名作の世界に触れられる環境で育てたことへの感謝を述べる一方、劇の中での演劇への思いを役に重ねていると話しました。そして、デクスター監督役の久ヶ沢徹さんが「舞台上での楽しい一体感を楽しんでほしい」と観客を誘うと、会場には笑いが広がりました。
心に響く音楽と舞台美術
作品の魅力は音楽にも表れています。生演奏による音楽は、キャストともに楽しむ時間を提供し、自由に演じる喜びを観客にも感じてもらおうとしています。矢部昌暉さんは、音楽の持つ自由な魅力について触れ、「楽しんでいただける時間を届けたい」という思いを強調しました。
幸せな余韻を抱えて劇場を後に
美しい舞台装置や心を揺さぶる生バンドの演奏が織りなす、魅力的な朗読劇『雨に唄えば』。名作ミュージカル映画のエッセンスが散りばめられ、ストレートプレイとは違った特別な体験を提供します。「雨に唄えば」のタイトルにふさわしい希望に満ちた時間を、ぜひ劇場で体感していただきたいです。公演は2026年8月16日まで続き、チケットは各種プレイガイドから購入可能です。
最後に、出演者からのメッセージ
キャストたちからは、観客への感謝とエールが送られています。徳山秀典さんは「この作品が心の宝物になってほしい」、小泉萌香さんは「歌唱シーンを楽しんでほしい」と語り、作品に対する愛情が溢れるコメントが印象的でした。朗読劇ならではの新たな魅力が詰まったこの作品を、ぜひお見逃しなく。