初出品でゴールドタブレット受賞!
エスコヤマのショコラティエ中川豊が、クラブ・デ・クロクール・ドゥ・ショコラ(C.C.C.)初参加にして、栄えあるゴールドタブレットを獲得しました。受賞作は『chocolatier Yutaka Nakagawa C.C.C. creations 2025』というテーマで、12月1日より販売開始となります。
創作に込めた思い
中川氏は、小山進シェフの下で約7年間の経験を経て、自身のショコラを作り上げました。「フレッシュさ」と「透明感」をテーマにした作品は、水彩画のような優しさを感じさせます。ガナッシュが溶けていく間に素材が混ざり合い、まるで一つの芸術作品のように味わいが変化していきます。
各フレーバーの魅力
ジャスミンティー&グァバ
四川省の高地で育まれた緑茶「蒙頂甘露」を基にしたジャスミンティーのフレーバーは、夜に開花した香りが特徴です。グァバのトロピカルな甘さと酸味が見事に調和し、初めて口にすると華やかな香りが広がります。柔らかい口当たりと長い余韻は、誰もが驚かされる出来栄えです。
トンカビーンズ&アプリコット+苺
バニラ、アーモンド、キャラメルなど様々なニュアンスを持つトンカビーンズ。アプリコットの甘さと苺の酸味が重なり、奥行きのある味わいを生み出します。時間差で訪れるダイナミックな味わいに、思わずうっとりしてしまうでしょう。
ジュニパーベリー&ジンジャー
森の香りを感じるジュニパーベリーは、青りんごや生姜、柚子と組み合わせることで、繊細でありながらも力強い余韻を生み出しました。透明感のあるスパイシーさが、舌の上で色彩を描き出します。
グラッパ&ライチ+フランボワーズ
熟成されたグラッパに甘美なライチの風味、さらにフランボワーズの酸味が加わることで、複雑な味わいが展開します。これらのフレーバーが見事に調和し、全体が一つの絵画のように仕上がっています。
審査員の評価と中川氏の思い
C.C.C.の審査員からは「見事な出来栄え」と称賛され、中川氏の才能が存分に発揮されたことが評価されています。中川氏は自身の創作に対する思いや、小山シェフから受け継いだエスプリを胸に、試行錯誤を繰り返してきました。この経験を通じて、より自分らしさを大切にしていくことができたと語っています。
小山進シェフからのコメント
小山氏は、中川氏の作品について「彼らしい世界感を感じさせながらも、共に過ごした年月の“DNA”が息づいている」とコメント。彼の進化を応援する心温まる言葉も添えられました。
購入方法
この美しいショコラは、エスコヤマのショコラトリー「ROZILLA」やオンラインショップで購入可能です。新作ショコラがどのような感動を生むのか、ぜひお楽しみに!