古橋織布の挑戦
2025-08-26 12:36:51

古橋織布が魅せる、未来への織物の旅──ててて商談会2025.9初出展

古橋織布が新たな地平を切り拓く



静岡県浜松市で100年の歴史を持つ古橋織布有限会社が、2025年9月に開催される合同展示会『ててて商談会 2025.9』に初めて出展します。このビッグイベントは、東京・青山スパイラルホールで行われ、ブランドの新たなステージを示す重要な機会となります。

伝統と革新を織りなす古橋織布



古橋織布は、この地で天然素材にこだわった織物を長年作り続けてきました。特にコットンを中心に、高品質なシャトル織機を用いた技術により、国内外のトップブランドにも採用される生地を生み出しています。この展示会では、自社の製品を新たな表現手法として位置づけ、”伝える”ことを重視した展開を行います。

展示会では、「ORIYATO(=織り屋と)」プロジェクトに基づくユニセックスなアパレルやバッグの製品が披露されます。特に、古橋織布が手掛けたウィーバーパンツ、セルビッジブラウス、ドレスシャツなどは、職人の技や素材への愛情が存分に詰まっています。

次世代へ引き継がれる織物技術



古橋織布は、織物業界が直面するさまざまな課題を認識しています。職人の高齢化や後継者不足といった現状を打破するため、地元の若手プロフェッショナルたちと協力し、布の魅力を最大限に引き出しています。例えば、ウィーバーパンツは作業着から着想を得て、実用性とファッション性を兼ね備えた一着に仕上がっています。

このパンツは、厚手でしっかりとしたコットン100%で作られており、ユニークな表情を持つ素材感が特徴です。また、セルビッジブラウスは、特別な技法で織り上げられた極細糸を用いて仕立てられ、羽衣のような軽やかさや柔らかさを持っています。

展示会での出会いを期待



『ててて商談会 2025.9』は、モノづくりの作り手や伝え手が集まるビジネスマッチングの場です。ここでは、10年以上にわたる歴史を持つ作り手が75組参加し、伝統と革新が融合した製品との出会いが期待されます。古橋織布は、自社の取り組みを通じて、次世代にこの技術と伝統を繋げることを目指しています。

古橋織布の未来への展望



古橋織布は、常に新しいことに挑戦しています。展示会では、他にも非常にユニークなバッグシリーズやドレスシャツも紹介される予定です。これらのアイテムは、地域の素材や技術を駆使しており、実用性とデザイン性を兼ね備えた製品になっています。

例えば、F Bagシリーズは、浜松のブティックとのコラボで実現したもので、シンプルなデザインながら使い勝手も考慮されている点が魅力です。

展示会を通じて、多くの「伝い手」との繋がりを持つことで、古橋織布はより強固なブランド力を養い、方針を進めていく意欲を感じ取れます。これからの『ててて商談会2025.9』で、彼らの布の魅力を直接体感し、未来の大きなステップへと繋がる出会いがあることを期待しています。

展示会詳細


  • - 会期: 2025年9月3日(水)〜5日(金) 11:00 - 19:00(最終日は17:00まで)
  • - 会場: スパイラルホール(東京都港区南青山5-6-23)
  • - 主催: ててて協働組合
  • - 入場対象: ショップバイヤー、メディア関係者、デザイナー、スタイリストなど
  • - 事前登録: こちらから

古橋織布の新たな挑戦を、ぜひ会場でお楽しみください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

関連リンク

サードペディア百科事典: 展示会 古橋織布 ORIYATO

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。