蘇る名作:朗読劇「カサブランカ」!
名画を朗読劇として上演する「Classic Movie Reading」シリーズが、今回「カサブランカ」を取り上げます。このシリーズは、名作映画の魅力を新たな形で伝え、観客に楽しんでいただくという目的で始まったものです。そして、フィルムの中の登場人物たちが持つ感情やストーリーを、キャストが生の声で届けることで、視覚だけでなく聴覚でも作品の奥深さを感じることができます。
第五回目の作品として「カサブランカ」
2025年の9月6日と7日に博品館劇場で上演される「カサブランカ」は、ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが共演した不朽の名作です。物語は1941年のモロッコ、カサブランカを舞台に自由を求める人々が集まる酒場で展開され、運命に引き裂かれた二人の再会が描かれます。観客は、愛と信念を巡る男の葛藤や、変わりゆく時代の中で変わらない想いを共に感じることでしょう。
脚本・演出の魅力
脚本は、自ら演劇ユニット「劇団東京都鈴木区」を主宰し、数々の舞台作品で実績を持つ鈴木智晴氏が担当。演出は坪井彰宏氏が手がけます。坪井氏は数々の作品に演出助手として参加し、近年では自身の演出作品も展開しています。この二人のコラボレーションによって、名作映画の新たな解釈が引き出されることでしょう。
主演の面々とその想い
主演には廣瀬智紀さんがリック・ブレインを、有沙瞳さんがイルザ・ラントを、鍵本輝さんがヴィクター・ラズロを演じます。それぞれのキャストが作品にかける想いや意気込みも、観客の期待を高めています。廣瀬さんは「この名作を届けられることに身震いします」とコメントし、役への熱い思いが伝わってきます。
有沙さんも前回の朗読劇「若草物語」に続いて参加し、「楽しんでいただければ嬉しい」と期待を寄せています。また、鍵本さんは「カサブランカという名作に携われる喜びを感じています」と、作品への重みを込めつつ、台詞一つ一つにこだわりを持つことを語ります。
チケットと公演情報
公演は2025年9月6日(土)と7日(日)で行われ、受付開始は開演の45分前を予定しています。チケットは全席指定で、特典としてオリジナルミニフォトブックが付いた特別席や一般席が用意されています。先行販売が始まるのは2024年7月24日からですので、チケットを手に入れたい方は早めの行動をお勧めします。
まとめ
朗読劇「カサブランカ」は、ただの映画のリメイクではなく、登場人物の心情や時代背景をリアルに感じさせてくれる貴重な機会です。豪華キャストたちがどのように名作を再現するのか、期待が高まります。公演に足を運んで、あの時代の愛とは何かを体感してみてください。