社会的保護を必要とする女性たちへの支援
2023年9月、株式会社TSIホールディングスが立ち上げた新たなソーシャルプロジェクト『ガールズフリッジ』。このプロジェクトは、DVシェルターや女性保護施設に身を寄せる女性たちを対象に、彼女たちの心のケアと支援を目的としています。今回は、その第4回目の支援活動が2025年2月に行われ、多くの期待を寄せられる中で実施されました。
1. 支援活動の内容
『ガールズフリッジ』では、社会的保護を必要とする女性たちが抱える日々の不安を少しでも和らげることを目指した活動が行われています。特に、SDGs(持続可能な開発目標)に基づき、貧困やジェンダー不平等の現状を少しでも改善するため、約300点の衣料品や雑貨を全国のシェルターや児童福祉施設に提供しました。
この取り組みは、すべての女性や女児が持つ基本的人権を尊重し、彼女たちのエンパワーメントに貢献することを目指しています。生活の厳しさに耐えながらも、未来に希望を見出そうとしている女性たちに、ぬくもりや喜びをもたらすことがこの活動の根幹にあります。
2. ファッションの力
ファッションには、単なる衣料の提供を超えた力があります。『ガールズフリッジ』では、専門家によるコーディネートのアドバイスや、他の参加者との交流を通じて、女性たちの気持ちを前向きにするコンテンツを用意しています。実際、活動に参加した女性たちからは「気に入った洋服を見つけることができた」との意見が多く、その経験は彼女たちの心に大きな影響を与えています。
ある参加者は、「ファッションのプロからアドバイスを受ける機会は貴重で、昔の自分を取り戻せたような感覚があった」と、笑顔で振り返っていました。会場は笑い声であふれ、まるで買い物を楽しむような時間が流れ、支援という枠を越えた貴重な瞬間が生まれました。
3. 継続的な支援の重要性
プロジェクトの責任者、市ヶ坪さんは、「回を重ねるごとにファッションの力を実感しています。生活に追われている女性たちが、このような活動を心から待ち望んでいたことを知り、その想いに応える責任を感じています」と語ります。
TSIホールディングス代表の下地社長も、感謝の気持ちを表しながら、「この譲渡会が参加者にとってどれほど援助となったか、実際の声を聞くたびにその意義を深く感じます」と述べています。
4. 今後の展望
TSIホールディングスは、今後も『ガールズフリッジ』を年間2回のペースで実施し、社会的なつながりを深める支援を続けていく方針です。また、今回の活動を通じて生まれたつながりから、児童養護施設で七五三や成人式を迎える子どもたちへの祝い事や、施設職員の皆さんへの癒しの活動なども行っていく予定です。
このような支援を通じて、支援を必要とする女性たちの生活が豊かになることを願って活動を続けてまいります。ファッションの力が彼女たちの未来をより明るく照らすことを、我々も切に望んでいます。
参考リンク
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