次世代商業施設の未来像に迫る
特集「SC特集 2026」では、次世代のショッピングセンター(SC)の新常識が浮き彫りになっています。2025年のSC総売上高は、なんと33兆1238億円に達し、統計開始以来の最高記録を更新。しかし一方で、新規開業施設はわずか18件と過去最低に留まっています。この結果、淘汰と大型化の進行が見られる中、今後のSCはどのように進化するのでしょうか。
「選ばれる館」と「消える館」の境界は?
特集のキーワードは「セレンディピティ・インフラ」。ネットとAIが買い物を最適化する現代において、偶然の発見や思いがけない出会いがいかに重要かが問われています。顧客がワクワクする体験を提供するための施設機能の再設計がカギになりそうです。
特集内では、三重県多気町の「ヴィソン」を運営するアクアイグニスの立花哲也社長、長野県伊那市の「産直市場グリーンファーム」の小林啓治社長など、異色のコラボによる新しい商業リゾートの取り組みが紹介されます。これらの事例からは、滞在価値をどう高めるかという新たな視点が浮かび上がります。
まとめられた消費者の評価
さらに、人気のテナント30社に訊いた「選ばれるSC」ランキングも発表され、ルミネ新宿やルクア大阪、御殿場プレミアム・アウトレット、ラゾーナ川崎プラザなどが名を連ねています。彼らが評価された理由やその本音が明らかになることで、今後のSC計画に役立つ知見が得られます。
また、店舗開発担当者2人による覆面対談では、テナント側から見た次世代SCの条件についても語り合われる予定です。
海外アパレル市場の動向
海外目線では、AI進展により半導体関連の市場が好調で、米アパレル業界も盛況です。その中で消費者信頼感指数の変化やクレジットカード依存の加速など、潜在的な懸念点もアナリストによる分析を通じて整理されています。
新連載「私の推しのエンタメブランド価値はHOW MUCH?」
特集の新たな試みとして、人気キャラクター「ポムポムプリン」の生誕30周年を祝う新連載が始まりました。これを通じて、エンタメブランドの価値と次世代キッズ向けの美容体験の潮流についても探求します。
ファッションとカルチャーの融合
「FASHION & BEAUTY PATROL」では、アメリカ発の日本人女子プロレスリーグ「SUKEBAN」を取り上げています。ロサンゼルスで行われた世界選手権では、ラッパーのAwichも参加し、クリエイティブディレクションを手がけるオランピア・ル・タンが織りなすエンターテインメント空間が紹介されます。ここでは、プロレス、音楽、ファッション、カルチャーが融合した新たな体験を楽しめるのです。
まとめ
特集を通じて、次世代商業施設が新たに求められる価値や体験について、様々な事例とともに鋭く考察される内容となっています。この機会に是非、ビジネスシーンに影響を与える新しいトレンドを学び、商業施設戦略の参考にしてみてはいかがでしょうか。