鍋つゆ売上No.1ブランド「〆鍋」が全面リニューアル
近年、食卓の定番として愛されている鍋つゆの中でも、「〆鍋™」は特に人気があります。株式会社Mizkanが手がけ、昨年も12年連続で鍋つゆ市場の売上No.1を記録したこのブランドが、2025年6月から全品を全面リニューアルすることが発表されました。今回はそのリニューアルポイントや、長年愛されている商品の魅力について詳しく見ていきましょう。
【リニューアルの内容】
「〆鍋」シリーズは、主力の「ごま豆乳鍋つゆ」を始めとする全10商品の品質とパッケージを刷新します。特に注目すべきは、2005年に発売されたごま豆乳鍋つゆが20周年を迎えることです。このリニューアルでは、従来のすりごまに加え、香りのすりごまを新たにブレンドし、なんと合計で10%の増量を実現しました。これにより、より一層芳醇なごまの香りを感じられるようになっています。
【新キャッチコピー】
また、パッケージデザインも一新され、「おいしさ、最後まで。」という新しいキャッチコピーが加えられました。この「最後までおいしい」というメッセージは、食材をたっぷりと入れて煮詰まっても、最後の一口まで楽しめるように作られていることを示しています。
【お客様の声を反映】
リニューアルにあたっては、約2年をかけて多くのユーザーの声を集め、そのデータをもとに商品が改善されてきました。市場調査を担当する田中友理さんによると、「かすれた印象を与えたくない」という点が重視され、新しい鮮度感を出すことが求められたそうです。過去の人気商品においても、守るべき魅力と、変えるべき点の見極めには悩みが尽きなかったとのことです。特に挙げられたのが、ごま豆乳鍋の改良内容です。
【技術的なこだわり】
開発技術部の山中直人さんは、今回のリニューアルに際し、完成度の高いレシピを待ち望んでいたといいます。理想の香りを持つごまを追い求め、様々な試行錯誤の末に到達した現在の配合には、自信に満ちた仕上がりがなされているとのこと。「いつも通り美味しい」だけでなく、「新たな香りの豊かさ」を実感できるよう、質の高い素材を厳選する努力がなされているのです。
【環境への配慮】
さらに、今回のリニューアルでは環境への配慮も行われています。パッケージにはリサイクルPET樹脂やバイオマスPET樹脂が使用され、環境負荷の低減が意識されています。加えて、賞味期限の表示方法も改良され、フードロス削減に寄与する取り組みが行われています。
【食卓を彩る「〆鍋」】
こうして新たに生まれ変わった「〆鍋」シリーズは、今後の鍋シーズンに向けて、さらなる楽しみを提供してくれることでしょう。新しい「〆鍋」を使ったお鍋で、家族や友人とともに楽しい食卓を囲む時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。おいしくて、環境に配慮した鍋つゆが食卓に加わるのは、まさに嬉しいニュースです。新しい商品は2025年6月以降に全国で販売が開始される予定です。
このリニューアルによって、さらに多くの家庭で親しまれ、長年にわたって愛される存在であり続けることでしょう。