茂助だんごが手がけた新作スイーツで能登の味を堪能しよう

能登大納言の魅力を詰め込んだスイーツ

石川県・能登地方生まれの希少な小豆「能登大納言」を使用した新作スイーツが、老舗和菓子店・茂助だんごから登場しました。日本の伝統的な技法と仕込みを大切にする茂助だんごは、2025年12月に生産者との協力を通じて、自身の屋台作りに情熱を注ぐ姿勢を持っています。

能登大納言は、その大粒さと風味の豊かさで知られ、石川県の「百万石の極み」というブランド認定を受けた高級小豆です。近年、地震などの影響で生産環境が厳しくなっているものの、地元の生産者たちの努力によってその伝統と品質は守られています。今回のスイーツは、そんな能登大納言の魅力を存分に引き出したものです。

能登大納言を手がける前口さんは、毎日手をかけて丁寧に栽培することで、豆の特性を最大限に引き出しています。「能登大納言は、この土地ならではの味わいです。手間はかかりますが、その分、味の違いがはっきりと出ます。」と語る前口さんは、能登の土地に対する深い愛情と誇りを持っています。

株式会社食文化は、この美味しい小豆を通じて、一般消費者に素材の価値を伝えることを使命とし、直接的な産地への関心をつなげようとしています。2021年に生まれた「うまいもんドットコム」などのECサイトを運営し、多くの人々に素晴らしい食文化を届けています。

茂助だんごは、創業127年の伝統を誇る和菓子の名店です。市場で培った目利きや職人の技によって、素材の持ち味を引き出す菓子作りを行っています。「今の私たちができることを、お菓子を通じて」その思いを込め、能登大納言の特長を生かしたスイーツが完成しました。

この羊羹は、粒の大きさと薄皮が特徴の能登大納言を使用し、甘さ控えめで豆の存在感を強調した一品です。じっくりと時間をかけて炊き上げることで、艶やかな見た目に仕上げ、後味まで楽しめるよう工夫されています。小豆の旨みをしっかりと感じることができ、贅沢な和菓子として堪能できます。

抹茶マフィンは、能登大納言をたっぷりと使用し、蜂蜜を加えてしっとり感を引き出した逸品。抹茶のほろ苦さが豆の甘みを引き立て、和と洋の絶妙なハーモニーを生み出しています。一口食べると、心安らぐ味わいが広がります。

茂助だんごの新作スイーツは、ただ美味しいだけでなく、能登地方の復興を願う思いが詰まっています。素材の魅力を生かした貴重な体験を、ぜひ味わってみてください。能登大納言を通じて、土地の魅力を再発見しませんか？