大阪・関西万博での笑顔の祭典
2025年に行われる大阪・関西万博の一環として、吉本興業ホールディングスの民間パビリオン『よしもと waraii myraii 館』が注目を集めています。このパビリオンでは『笑いと健康プロジェクト』の取り組みの中で、来館者の笑顔をAIで検知し、集める実験的な試みが行われてきました。その名も『Smile Log』。これにより、笑いがどのように健康に貢献するのかを探っているのです。
笑顔の記録をもたらしたAIの活躍
万博の開始からいよいよクローズを迎えるまでの184日間、この『よしもと waraii myraii 館』では驚異的な成果が上がりました。期間中に集まった笑顔の数は、なんと1027万5874を記録し、この数字は「単一イベントにてAIで検知された笑顔の最多数」としてギネス世界記録に認定されました。2023年10月13日の夜に行われた公式認定式では、喜びに溢れた瞬間が会場を包みました。
ギネス認定の感動の瞬間
記録発表の日、大人気のコンテンツ「盆踊りのアシタ」が終わった後、吉本のMCである浅越ゴエが舞台に登壇。来館者に向けて、記録成立のカウントダウンを促しました。万博の最終日という特別な日に、来館者全員で「万博ありがとう」と声を揃え、その後いよいよ記録の発表が行われました。
ギネス世界記録の公式認定者、関岡智美さんとパビリオンの館長、武林裕輔さんが舞台に上がり、慎重に集計した結果が発表される瞬間は、多くの人の心を打ちました。ドラムロールの中で発される「1027万5874」という言葉に、場内は歓声と拍手で包まれました。
笑顔が繋ぐ健康への道
武林館長は受賞の際、「多くの人にパビリオンに訪れてもらったおかげで、この記録を達成できた」と感謝の意を表しました。そして、笑いの力が心と身体の健康をもたらす未来への思いを述べ、吉本興業のスタッフ全員がこれからも笑いを通じて健康を届けていくと誓いました。
さらに、『よしもと waraii myraii 館』ではパビリオンの体験を通して生まれる感情を分析し、参加者の「ワクワク感」や「リラックス感」の変化についても触れられました。笑顔を通じて、どのように人々が健康になっていくかというテーマを追求していく姿勢が印象的でした。
未来への希望を感じる笑顔の記録
『Smile Log』という活動は、ただの笑顔を集めるにとどまらず、来館者の心の動きを読み取ることで、新たな知見を生み出しています。笑いが健康に与える影響がますます注視される中で、『よしもと waraii myraii 館』の取り組みは、今後のイベントや社会活動においても大きな影響を与えることでしょう。
この記録の達成は、我々にとって笑顔の重要性を再確認させる出来事であり、未来への希望の象徴と言えるでしょう。大阪・関西万博の『よしもと waraii myraii 館』が生み出した笑顔の記録は、多くの人に笑顔と健康のもたらす力を伝えるものとなるに違いありません。