稲垣潤一とSURF Musicが贈る新たなクリスマスソングの誕生

音楽の力をクリエイターに取り戻すというテーマを掲げ、世界中の音楽制作に関心があるクリエイターやレーベルとつながるデジタルマーケットプレイス「SURF Music」が、シンガーの稲垣潤一と共にクリスマスソングのリミックスコンテストを開催しました。このコンテストは、現在までに多くの応募を集め、注目の新星たちが登場しています。その中でも特に際立った作品が優秀賞に選ばれ、ついにリリースされました。

リミックスコンテストの成果

2024年のコンテストには、特にメキシコのプロデューサーRocco Velesが手がけたリミックスが選ばれました。好評を博した応募作品の中には、強いインパクトを持つトラックが多く、全体のレベルが非常に高く評価されました。残念ながら一作品に絞ることができなかったため、新作のリリースが2025年のクリスマスに決定したことが報告されています。

Defnelsonによる新たな解釈

優秀賞を受賞したリミックスは、アメリカ出身の音楽プロデューサーDefnelsonによってアレンジされました。オリジナル曲の優雅な旋律と彼の最新のクラブサウンドが融合し、さらに韓国のラッパー2KEYとBryan Chaseが言語の壁を越えるラップを加えることで、日米韓の音楽が見事に調和した新たな“グローバル・クリスマスキャロル”が誕生しました。

稲垣潤一のコメント

稲垣潤一自身もこのリミックスに絶賛の声を寄せています。「心地よいグルーヴと流れるようなビートが、新しい時代にマッチしたサウンドにアップデートされました」と語る彼は、Defnelsonの作り出した楽曲が“再解釈されたクリスマスキャロルの頃には”として、まさに新たな生命を吹き込まれたことを感じています。

Defnelsonのプロデュース哲学

Defnelsonは、稲垣潤一の音楽の魅力を称賛しながら、リミックス制作において「音楽は温かさや品格、誠実さを伴うものであるべきだ」との信念を持っています。彼はこの作品に、クリスマスの精神を季節や場所を問わず世界中で感じ、祝うことができるような、トロピカルで開放的な空気感をしっかりと込めました。このスタイルが、オリジナルの持つノスタルジックさを尊重しつつも新たな光をもたらす要因になっています。

SURF Musicのプラットフォーム

SURF Musicは音楽クリエイターや業界関係者が集まるデジタルプラットフォームであり、現在約40,000人以上のユーザーが登録しています。未発表楽曲の共有や楽曲リクエストを通じ、全ての取引収益がクリエイターに還元されることを目指しています。稲垣潤一のリミックスコンテストのほかにも、様々なプロジェクトが進行中です。