女性が輝ける職場づくりを目指して
福島県郡山市を拠点に、東京・北関東・東北エリアで約50店舗を展開する美容グループ、FIVESTAR(ファイブスター)が2025年6月20日付で福島県の「次世代育成支援企業認証制度」中小企業部門の「働く女性応援」認証を取得しました。これは、女性が安心してキャリアを築ける環境を促進する取り組みの一環です。ファイブスターは 自社の産休・育休取得率、復職率を100%にし、賃金面でも新卒初任給を全国一律月額25万円に引き上げるという「賃金革命」を実施。さらに、柔軟な勤務時間を選べるようにすることで、女性が働きやすい環境を提供しています。
課題を捉えた改革
美容業界においては、長時間労働や不規則な勤務が一般的であり、多くの女性が出産を機に離職せざるを得ない現状があります。また、他の業界と比較して収入も不安定であるため、育児をしながらキャリアを続けることが難しいという課題もあります。
ファイブスターでは、これらの問題に早くから注目し、特にママ社員の働きやすさを重視した制度を整えています。産休・育休の取得を100%守るための制度設計や、ライフステージに合わせた時短勤務の導入など、社員が安心して長く働ける環境を作り上げてきました。
福島県の認証取得
今回取得した「働く女性応援」認証は、福島県の評価制度に基づくもので、長時間労働の解消や働きやすい環境づくり、多様な働き方の推進を目指したものです。ファイブスターは、この認証を受けて自社が掲げる「働きやすい職場づくり宣言」をより一層強化し、地域と業界のロールモデルとしての役割を果たしていくことを目指します。
経営者の思い
「これからの美容業界は、技術だけでなく「働きやすさ」で選ばれる時代です。この認証は、女性がライフイベントを迎えてもキャリアをあきらめず、長く輝き続けられる環境づくりに向けた私たちの決意表明です。」とファイブスターの代表取締役社長、佐久間正之氏は語ります。今後も、評価制度の充実や働き方の柔軟性を高め、求められる企業であり続けるよう邁進していくとのことです。
ファイブスターグループの展開
ファイブスターは2013年の創業以来、東北エリアで「MACARON」や「MUKU」、そして日本初の韓国トレンドヘア特化サロン「uni」など、6つのブランドと約50店舗を展開してきました。2024年には全国一律の新卒初任給25万円を導入するなど、美容業界の革新に挑戦し続けています。これからも東京都心の最新トレンドと地域のニーズを組み合わせて、ハイクオリティな美容サービスを提供し続けることで、新たな価値を創造していくことを目指しています。
まとめ
ファイブスターの「働く女性応援」認証取得は、女性が長く安心して働ける環境の構築に寄与する一歩です。今後もこのような取り組みを通じて、美容業界全体が女性にとってより良い職場となることが期待されます。