サステナブルに配慮した商品を展開するPOP UPストアのご紹介

サステナブルを考えるPOP UPストアが登場

12月5日から15日まで、東京の渋谷ヒカリエと立川のルミネで、環境保護や社会貢献に取り組む商品を紹介するPOP UPストア「Sustainable Think.」（サステナブルシンク.）が開催されます。このコンセプトストアでは、SDGsに関連した商品を通じて、私たちが地球や社会にできることを考えてみる機会を提供しています。

このイベントの魅力は、単に商品を購入するだけでなく、訪れることでさまざまな背景を持つ商品に触れることができる点です。例えば、フィリピンからのCoco & K.のアップサイクルバッグは、貧困の中で生きる人々が作り出したもので、飲み終えたアルミパックを利用して手作業で製作されています。これにより、環境問題や教育問題に貢献し、持続可能な社会への一助となっています。

さらに、日本の新しい素材「カポック」を使用したKAPOK KNOTは、軽量で吸湿発熱性を兼ね備えており、水鳥の羽根を使わずに環境に優しいダウンジャケットの新たな選択肢を提供しています。また、宮城の多夢多夢舎中山工房では、障がいのあるメンバーが自由な発想で作り出すアートや商品が展示されています。彼らの存在は、私たちが持つ「障がい」への理解を深め、共生の社会を実現するための一歩です。

ウガンダのRICCI EVERYDAYでは、シングルマザーや元子ども兵たちが手がける製品を通じて、社会的に疎外された人々に定期収入を与え、誇りを持てる生活を支援する活動が行われています。そして、東京のKATOKOA mamoruでは、日本の絶滅の危機に瀕する生き物をデザインに落とし込み、売上の一部を寄付することで保護活動に貢献しています。

このように、さまざまなブランドが集まり、特に注目すべきは、環境負荷を削減する製造技術を駆使した商品群です。COME SACKは、お米由来のサステナブルな素材を使ったバッグを展開しており、従来の製造方法とは一線を画したクリエイティブなアプローチを見せています。さらに、東京のORUでは、破棄される運命にあったフラワーロスを利用したキャンドルが展開され、特別な香りとともにオンリーワンのアイテムが提供されています。