高島屋の「和装クールビズ」を活用しよう!
今年の夏、高島屋では新たに「和装クールビズ」の取り組みが始まりました。これにより、職員が快適に過ごせるように5月から薄物の着用を推奨しています。これは、特に近年の気温上昇を考慮した新しい試みです。
従来の和装の暦では、「袷」は10月から5月、そして「単衣」は6月と9月、「薄物」は7月と8月に着用されるものとされてきました。しかし、温暖化の影響からすでに5月でも気温が高くなることが増え、和装を楽しむための新しいスタイルが求められています。
高島屋の呉服売場では、そんなニーズに応えるため、洗えるきものや、涼しげな薄物を豊富に取り揃えています。これにより、暑い季節でも快適に、美しく過ごすことができるのです。
和装の種類とその特徴
和装には「袷」「単衣」「薄物」と、季節ごとに異なるスタイルがあります。各衣類の特徴を見ていきましょう。
- - 袷(あわせ) : 裏地付きで保温性が高く、春・秋・冬に最適。温かく、裾さばきも良好です。
- - 単衣(ひとえ) : 裏地を持たず、さらりとした風合いが特徴。気温が上がり始めた5月から着用可能です。
- - 薄物(うすもの) : 夏大島や結城縮など、軽やかさがあり、見た目にも涼しさを感じさせます。7月・8月の盛夏にぴったり。
今夏おすすめの薄物コーディネート
高島屋の呉服売場では、季節にぴったりな薄物の商品を取り入れたコーディネートが多数紹介されています。中でも特に注目なのは、龍村錦帯の新作袋帯「寧楽絵」と、能登上布を使ったコーディネートです。
- - 龍村錦帯 夏の新作袋帯: 「寧楽絵」 価格: 858,000円(税込)
- - 能登上布 表地: 220,000円(税込)
このコーディネートでは、透け感が絶妙でありつつ、華やかさも持った素材が使用されています。美術織物の最高峰を誇る「龍村錦帯」の夏帯と、能登上布が見事に融合し、スタイリッシュな印象を与えています。また、麻織着尺の能登上布は単衣から薄物として長く着用できるのも大きな魅力です。
まとめ
高島屋の「和装クールビズ」は、暑い夏を快適に過ごすための新しい選択肢です。美しい和装を身にまとい、涼やかな夏を楽しむためのアイテムが豊富に揃っています。この夏は、ぜひ高島屋の呉服売場に足を運び、あなたにぴったりのスタイルを見つけてください。