コーセー財団の新展開
2025-11-28 11:56:44

コーセーコスメトロジー研究財団が大きな一歩を踏み出す!

コーセーコスメトロジー研究財団が新たな一歩を踏み出しました



2025年11月27日、東京都千代田区のパレスホテル東京にて、公益財団法人コーセーコスメトロジー研究財団の「第36回 表彰・贈呈式」が華々しく開催されました。この日、特に優れた研究成果を上げた研究者として、徳島大学の石田竜弘氏がコーセーコスメトロジー奨励賞を受賞しました。

さらに支援活動の場は2つ目のステージへと進化します。2026年4月より「コーセー小林スポーツ財団」と合併し、新たに「コーセー小林財団」として美と健康における支援の両輪を担うことが決定しました。これにより、化粧品学の研究助成とスポーツ分野の育成・強化に貢献し、広範な健康と美容へのアプローチが期待されています。

コスメトロジー研究の意義



コーセーコスメトロジー研究財団は、1990年に創設され、コスメトロジー(化粧品学)に関連した多様な学際領域への研究助成を通じて、人々の健康と美を向上させることを目的としています。この活動は、化学や生物学といった自然科学のみならず、心理学、文化、芸術などの幅広い分野の知見を結集することで、より豊かな人間生活を実現することを目指しています。

今年度の助成対象は、全国からの166件に及ぶ応募から選ばれた32件の研究です。選考委員会は応募課題の独創性や実用性、コスメトロジーへの貢献度を厳正に評価し、最終的により良い成果が得られた研究者たちを表彰しました。

受賞者の研究内容とは?



特に注目を集めた受賞者、石田竜弘氏の研究では、ポリエチレングリコール(PEG)を含む化粧品がCOVID-19のワクチン投与時に引き起こすアナフィラキシー反応のメカニズムを解明しました。この研究は、化粧品の安全性を向上させる重要な成果として評価されています。

合併による新たな展望



「コーセー小林財団」の設立にあたって、小林 一俊理事長は、「これまでの支援内容はもちろんのこと、今後はスポーツ分野への助成も行い、総合的なアプローチで美と健康を探求します」と述べています。これからの活動により、個々人が自分らしく輝くための、この新たな財団の役割が期待されます。

合併による幅広い活動は、タイムリーな研究への助成にとどまらず、地域社会や全国のスポーツ選手への支援、広く化粧品科学をベースにした新たなテーマの開発にも寄与していくことでしょう。

おわりに



公益財団法人コーセーコスメトロジー研究財団の35年間の歴史をもって、今後の展望へ進む姿勢は多くの人に希望を与えるものです。新しい時代に向けた活動が、より多くの人々の健康と美を育むことを切に願います。これからの活動に注目し、期待を寄せましょう。


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