ネッスー株式会社の挑戦と未来への一歩
ネッスー株式会社は、東京都世田谷区に本社を置くスタートアップ企業で、2022年に創業以来、「生まれた環境によるこどもの機会格差が存在しない社会」を目指して活動を続けてきました。このたび、ネッスーは一般社団法人インパクトスタートアップ協会の正会員に加わることを発表しました。この協会は、社会問題の解決と持続可能な成長を両立させる企業を対象にした新しいエコシステムの一環です。
ミッションと3つの事業
ネッスーの目指す「こどもの機会格差の解消」というミッションは、具体的な取り組みを通じて実現されています。主な事業には、以下の3つが含まれています。
1.
フードバンク事業
こども食堂や、困難を抱える家庭への食品支援を行っています。2024年には「こどもふるさと便」をスタートし、ふるさと納税を通じて食の支援をする仕組みを展開予定です。
2.
ネットスーパー事業
「おやこの時間」を創出するため、親と子が共に楽しめる買い物体験を提供します。
3.
エコ資材販売事業
環境に配慮した資材の販売を通じて、地域の未来を守り、次世代に豊かな環境を残していきます。
特にフードバンク事業では、各種団体や生産者との連携を強化し、品質に問題のない規格外野菜や未利用魚を有効活用することで、地域活性化を図っています。生鮮食品の安定的な供給に取り組み、必要としている人々に届けるチャレンジも行っています。
インパクトスタートアップ協会との連携
インパクトスタートアップ協会は、社会課題の解決と持続可能な成長を両立させる企業体を支援する組織です。216社の正会員が参加し、共通の理念に基づいて活動が行われています。ネッスーがこの協会に参加することで、同志の企業と共にポジティブなインパクトを社会に創出する取り組みを推進していくことが期待されます。
協会の活動は、「共有」「形成」「提言」「発信」という4つの柱に基づいており、政財官の連携を強化して持続可能な社会を実現するための環境を整えています。
今後の展望
ネッスー株式会社の木戸優起代表は、「今後もこどもの機会格差を解消するための取り組みを一層強化し、持続可能な社会を実現するために尽力していきます」と述べています。
今後もネッスーは、3つの事業の浸透を進め、地域の企業や自治体との連携を深めながら、より多くの支援の輪を広げていく意思を表明しています。
まとめ
ネッスー株式会社のインパクトスタートアップ協会への正会員加入は、こどもの未来に希望をもたらす重要なステップとなりました。社会課題に立ち向かう新たな企画にも期待が高まります。今後の活動に注目です。