陶器素材の美しさを新たに発信する「Terasu」
新たに誕生した「Terasu(テラス)」というアクセサリーブランドが、今、注目を集めています。京都でのお披露目イベントを予定しているこのブランドは、陶器素材の持つ美しさを最大限に引き出し、軽やかでありながら存在感のあるアイテムを提案しています。
製品コンセプト:光を纏い、わたしを照らす
「Terasu」という名前は、日本語で「照らす」を意味します。このブランドは、装う人の内面に寄り添い、その美しさを照らし出すことを目指しています。特に、金や銀、プラチナを施したブローチは注目のシグネチャーアイテムです。直径8cmで重さはたったの45g。大きくても軽い、日常に寄り添う上質なデザインです。
陶器素材の特性と可能性
「Terasu」が特に優れている点は、広い面積に貴金属を施しながらも軽量性を保っているところです。この技術は、長年の陶芸経験を持つ「楽入陶房 壺中庵」が培ってきたものです。また、陶器素材は温かみのある手触りとやわらかな光沢が特徴で、着る人に奥行きをもたらします。シンプルな装いを引き立てるアクセサリーとして和洋問わず多様に楽しむことができます。
さらに、「Terasu」はアパレルブランドや和装メーカー、セレクトショップとコラボレーションし、小ロットでのOEMや別注制作も行っています。これにより、ファッション業界に向けた新たなマテリアルの提案としても注目されています。
開発の背景:20年越しの夢
このブランドが誕生した背景には、陶作家・保庭桂子(ほにわ けいこ)の長年の夢があります。「胸元に大きく輝くアクセサリーを身につけたい」という願いが、20年の試行錯誤の末に「Terasu」として形になりました。使用される陶土は厳選され、加工の技術は非常に高度です。陶器特有の質感と耐久性は、変色や剥離の心配も不要で、長く楽しめる一点物のアクセサリーとして仕上がっています。
お披露目イベント詳細
テラスの新作展示やブランドの背景が紹介されるお披露目イベントは、2025年6月13日から15日、そして6月19日から22日まで、京都市内のギャラリーH2Oで開催されます。
時間: 12:00~18:00
参加費: 無料(申込不要)
会場では、抹茶とお菓子の提供もあり、リラックスした雰囲気の中で楽しむことができます。
作家紹介:保庭桂子
保庭桂子は、信楽焼の陶作家として活動しています。彼女は三代目保庭楽入の娘で、茶道を通じて和の伝統を学びました。在学中に陶芸を本格的に学び、その後も独自のスタイルを追求し続けています。特に陶器のデザインにおいて、彼女の作品は唯一無二の存在感を持ちます。
まとめ
「Terasu」に込められた思いや技術は、陶器の新たな可能性を感じさせてくれます。ぜひ、この機会に独自性溢れる陶器のアクセサリーを手に取って、その美しさと軽やかさを体感してみてください。