伝統が息づく日々。春の壺造り黒酢、坂元のくろず
鹿児島県霧島市福山町で200年以上の歴史を誇る坂元醸造が、春の壺造り黒酢の仕込みを2026年4月1日から開始します。この春の仕込みは、6月中旬まで続き、同期間中には取材も受付可能とのことです。坂元醸造は、江戸時代後期から米酢を作り始め、今もその伝統を守り続けています。
坂元醸造のこだわり
「坂元のくろず」の製造には、太陽の光と微生物の力が必要不可欠です。仕込みは職人によって行われ、彼らはそれぞれの壺に愛情をこめて作業をしています。黒酢は独自の製法で、糖化、乳酸発酵、アルコール発酵、酢酸発酵が連続して進行します。この製法によって生まれるお酢は、他では味わえない特別なものです。
職人たちは、厳しい試験に合格した「醸造技師」として活動しています。彼らは黒酢の個性を理解し、時には子どものように育てていくのだそう。そのプロセスは、まさに至高のアートです。
「くろず」の歴史
実は「くろず」という名称は、最近のことなのです。それまでは「福山酢」や「天然米酢」などと呼ばれていました。しかし、1975年に坂元昭夫氏が黒酢の研究を通じて、新しい名前を決めたのです。お酢の色合いや製法に由来して「黒酢」に名付けられたこの商品は、その後、多くの研究機関に注目され、広まりを見せてきました。
未来への挑戦
坂元醸造は、「人類の美と健康に奉仕する」という社是のもと、新たな挑戦を続けています。黒酢の持つ健康効果を科学的に証明するため、現在も複数の大学と共同研究を実施中です。また、2025年には「坂元のくろず壺畑情報館&レストラン」をリニューアルし、より魅力的な施設を目指しています。
他にも、海外展開やISO22000の認証取得など、様々な取り組みが進められています。猛暑や強雨など、自然環境に影響を受けながらも、しっかりとした基盤で運営される坂元醸造。彼らの黒酢は、世代を超えて人々に愛され続けていくことでしょう。
基本情報
興味のある方は、以下の連絡先までお問い合わせください。
- - 坂元醸造株式会社 総務部西
- - TEL: 099-258-1777
- - メール: nishi@kurozu.co.jp
- - 公式サイト: 坂元醸造
この春の仕込みが行われる福山町の壺畑から、伝統の味が新しい形で皆様に届くことを楽しみにしています。私たちと一緒に、鹿児島の誇り「坂元のくろず」を応援しましょう!