LuckyFMの変革
2025-09-01 16:11:19

LuckyFMがAM放送を終了しFM放送への転換を発表

LuckyFMの新たなステージへ



株式会社LuckyFM茨城放送(茨城県水戸市、代表取締役社長:黒坂修)が、画期的な発表をしました。2026年2月1日より、AM放送を休止し、FM放送への完全移行を行うことが決定しました。この計画は、AM放送の運用を見直し、より効率的な放送体制を確立するためのものです。

これまでLuckyFMは、AMおよびFMの両方で放送を行い、同じ番組を同時放送してきました。しかし、2024年2月1日にはAM放送の土浦と県西の中継局が休止され、今回の発表により、3つのAM局が全て運用を休止することになりました。総務省が示した特例措置に基づき、この変更に対応しています。

FM放送への転換の背景



AM放送からFM放送への移行は、放送設備の老朽化と耐久性の向上が主な理由です。FMの放送設備は、AMに比べ高所に設置されているため、自然災害に対する耐性が高く、また電波も短波長で室内に届きやすいといった特性があります。このため、リスナーの聴取環境が大幅に改善されることでしょう。

1963年に開局したLuckyFMは、2011年の東日本大震災を契機にラジオ放送の強靭化を図り、2015年からFM放送を開始しました。その後、2023年に再び省庁からの指示を受け、AM局の運用見直しが進んでいました。この一連の流れの中で、AM放送全局の運用休止が決まり、FM放送一本化の道筋が確立されました。

視聴者への配慮と周知



AM放送の休止にあたり、LuckyFMはリスナーや地域社会への影響を重視しています。運用休止の告知と休止期間は、制度上の最低期間を超えて設定され、告知は2025年9月1日から2026年1月31日まで行なわれ、運用休止は2026年2月1日から9月30日までの間に予定されています。

さらに、各自治体への説明やホームページ、番組での情報提供など、丁寧に周知を図る方針です。また、関東1都6県で利用可能なインターネットラジオ「radiko」の利用促進も行っていくとのことです。

新たな挑戦へ



LuckyFMは県内唯一の民間ラジオ局として、これからも地域の情報発信の中心であり続けるため、リスナーのニーズに応えるべく努力していきます。「ダイバーシティ溢れる音楽」「ローカルメジャー」「ニッチトップ」「ニュース」「スポーツ」という5つのコンセプトを基盤にしたオリジナル番組の制作を進めていくことにも力を入れます。

ますます進化するLuckyFMから目が離せません。今後の動きに期待が高まります!

【お問い合わせ先】
技術に関する問い合わせ:総務インフラ事業部 小野山
fmtenkan@lucky-ibaraki.com
その他の問い合わせ:報道広報事業部 橋田・安
pr@lucky-ibaraki.com



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