中国・上海でのFBIF2025での講演
2025年5月8日から10日まで、中国・上海で開催された「FBIF2025(Food & Beverage Innovation Forum)」は、食品飲料業界において非常に重要なイベントです。この場において、株式会社コーポレイトディレクションの中国法人である析道(上海)管理咨询有限公司が講演を行いました。このフォーラムには、7,400名を超える業界関係者が集まり、NestléやKraft、Yakultなど国内外の主要企業が一堂に会しました。
イベントの中で、CDI-Chinaの食品飲料およびヘルスケア領域のディレクターで、日中食品経営研究会の発起人でもある厳 偉(げん い)が「不打别人的仗(他人の戦をしない)」というテーマで講演をしました。講演の内容は、中国の食品業界が直面している「模倣疲れ」とトレンド追従の限界に焦点を当て、企業にとっての戦略再構築の必要性を訴えました。彼は、「自分自身の戦を行うこと」が企業にとって如何に重要であるかを強調しました。
戦略的事例の紹介
厳は、講演の中で日系企業の成功事例として、明治、カルビー、味の素、サントリー、キリン、ハウス食品、ヤクルト、森永乳業といった8社の戦略的な取り組みを紹介しました。各企業の「企業人格」と商品開発スタイルの違いを明確にし、戦略とは単なる計画ではなく、企業がこれまでに歩んできた道のりそのものであると述べました。このことは、聴衆にとって非常に刺激的かつ示唆に富む内容であったと言えるでしょう。
CDI-Chinaは、今後も日系食品メーカーにおける中国市場でのブランディング、チャネル戦略、組織体制構築に向けた支援を強化していく意向を示しています。また、「日中食品経営研究会」を通じて、実践的かつ継続的な対話の場を提供することを約束しています。
参加者からの関心
FBIF2025でのCDI-Chinaの講演は、多くの業界関係者から注目を集め、質疑応答の時間に参加者からの問いかけが多く寄せられました。
最後に、CDIとしては、食品業界の最新動向を踏まえた上で、企業が持続的に成長し続けるための具体的な施策を引き続き模索していくとしています。興味がある方はぜひ、お気軽にお問い合わせください。コーポレイトディレクションは、企業が未来に向かって飛躍するための支援を続けてまいります。
企業情報
株式会社コーポレイトディレクションは、東品川に本社を置き、経営コンサルティングを提供している企業です。海外展開や新規事業開発、M&Aに関する支援を行っています。詳細情報は公式サイトで確認できます。私たちは、企業が持つ潜在力を最大限に引き出すためのパートナーであり続けます。