タイと日本を食でつなぐアライドコーポレーションが100選に選出

タイと日本の食文化を結ぶアライドコーポレーション

神奈川県横浜市に本社を構える株式会社アライドコーポレーションが、地方創生メディア「Made In Local」が選定する「神奈川を代表する企業100選」に選ばれました。この名誉あるリストに名を連ねたことは、同社の長年にわたる努力と、地域社会への多角的な貢献が高く評価された結果です。

ビジョンと事業展開

アライドコーポレーションは「日本とタイの食の架け橋」という明確なビジョンを掲げています。このビジョンに基づき、タイ料理の調味料や食材の輸入販売を行っているだけでなく、日本からの青果物をタイを始めとする東南アジアへの輸出も手掛けています。また、現地市場におけるプロモーション活動も行い、食文化の双方向の交流を実現しています。

2004年、同社はタイに現地法人バンコクフードシステムを設立し、品質管理やコストの安定化に取り組んできました。この取り組みによって、信頼性の高い提携工場からの商品を確保し、タイ料理を日本市場に広める先駆的な役割を果たしています。積み重ねられた実績は、今や多くの人々に親しまれています。

青果物輸出とサプライチェーン

また、アライドコーポレーションは、日本の生産地から海外の市場に至るまでのサプライチェーンを独自に確立しています。その特徴は、全面的に整備されたコールドチェーンシステムで、輸出時の食品ロスを大幅に削減しています。この仕組みにより、日本の新鮮な青果物が安心して食卓に届くようになります。

SDGsへの取り組みと地域貢献

アライドコーポレーションは、単にビジネスの成功だけでなく、地域貢献にも力を入れています。公益財団法人民際センターへの「ダルニー奨学金」への寄付、地元のあざみ野まつりへの協力など、SDGs達成への継続的な取り組みも高く評価されています。地域社会とのつながりを大切にし、持続可能な企業を目指す姿勢が、企業選出の大きな要因となりました。

今後の展望

1987年にタイ料理食材の輸入を本格的に始めたアライドコーポレーションは、今後もタイと日本を結ぶ広告マーケティング事業を展開し、新たなサービスの提供を目指しています。具体的には、現地でのマーケティング調査やアンケート調査、FDA取得代行、オンラインショップでの販売支援など、多岐にわたります。食を通じて文化や産業をつなぎ、持続可能な社会に寄与する企業としての挑戦は、今後も続きます。