韓国大ヒットミュージカル『インサイド・ウィリアム』が2025年3月に日本上演決定!

韓国発ミュージカル『インサイド・ウィリアム』が日本初上演

2025年3月14日から23日まで、三越劇場にて韓国の大ヒットミュージカル『インサイド・ウィリアム』の日本版が上演されることが決定しました。株式会社HIKEが制作・出資を行うこの作品は、2021年のソウル公演以降、上海やロンドンでも話題を呼びました。今回は韓国オリジナルスタッフに加え、日本人キャストやスタッフが揃い、ダブル・トリプルキャストでお届けします。

シェイクスピアのキャラクターたちの新たな旅

『インサイド・ウィリアム』は、シェイクスピアの原稿から飛び出したキャラクターたちが描かれるミュージカルです。復讐のために生きるハムレット、愛を求めるジュリエット、そして名作の主人公になりたいロミオ。彼らはそれぞれの望む結末を求め、自分だけのパラダイスを見つける旅に出ます。この作品は、シェイクスピア作品のセリフや名台詞を取り入れ、笑いや奇想天外な展開を通して現代の価値観を描いています。

全体のストーリーは、シェイクスピアが彼らを元の物語に戻すため奮闘する姿を描いており、年齢を問わず誰でも共感できる要素が盛り込まれています。特に、「特別でなくても価値のある人生」というテーマが、観客に感動を与えることでしょう。

ミュージカルの魅力を支える音楽と演技

魅力的な音楽が全18曲も用意されており、音楽監督には宮崎誠が参加しています。シェイクスピアの名台詞を基にした歌詞は、作品に豊かな文学的な価値を加え、観客の心をつかむことでしょう。

今回の日本版には、平野良と鍵本輝がシェイクスピア役として名を連ねます。また、ロミオ役には橋本祥平と野嵜豊、ジュリエット役には岩田陽葵、舞羽美海、吉宮瑠織といった多彩なキャストが揃っています。ハムレット役には宮島優心、大澤駿弥、磯野亨のトリプルキャストが登場し、それぞれのキャラクターが持つ個性を際立たせています。