未来を奏でる『こども音楽食堂』スタート!
現代日本において「体験の格差」解消を目指す新しい支援プロジェクト『こども音楽食堂』が、社会福祉法人さぽうと21によって発足しました。このプロジェクトの目的は、食事という「体の栄養」だけでなく、心も豊かに育てる「音楽」という「心の栄養」を提供することです。
立ち上げの背景
子どもたちが抱える問題は、単に食事が足りないということだけに留まりません。文化や芸術へのアクセスが欠如することで、体験の機会において大きな格差が生じています。特に、難民や外国ルーツの子どもたちは経済的な理由から、こうした体験を得ることが難しくなっています。さぽうと21は、そうした問題を受け止め、アプローチの一環として音楽と食の体験を組み合わせた『こども音楽食堂』を立ち上げました。
このプロジェクトでは、子どもたちに「安心できる食事」と「質の高い生演奏」を同時に提供し、彼らの心と体の両方を支えていくことを目指しています。音楽を通じて触れ合い、将来への意欲を高め、自己肯定感を育むことができるのです。
キックオフイベントの開催
3月7日(土曜日)には、このプロジェクトのスタートを祝うキックオフイベント「スマイル・コンサート」を東京芸術劇場で開催します。このイベントには、クラシック音楽に触れる機会の少ない子どもたちを招待し、彼らに生のオーケストラの迫力を体感してもらいます。演奏はパシフィックフィルハーモニア東京、指揮は河合尚市が担当します。楽団員からは食のプレゼントもあり、子どもたちにとって特別な体験になること間違いなしです。
プロジェクトの4つの持続可能なサイクル
この『こども音楽食堂』は、単なるボランティア活動にとどまらず、社会課題の解決と企業の支援を結びつけるための取り組みをしています。以下の4つのサイクルがこのプロジェクトの基盤となっています。
1.
企業とのコラボレーション: 食品や教育関連企業がプロジェクトに参加し、製品体験を通じて支援する場を提供します。
2.
非認知能力の育成: ボディパーカッションなどの参加型プログラムで子どもたちの自己肯定感を高めます。
3.
地域キャリア教育: 様々な職業を見せることで、子どもたちに社会の仕事への興味をかき立てます。
4.
地域コミュニティのセーフティネット: 音楽を通じて心理的なハードルを下げ、支援が必要な家庭を早期に発見し、つなげる仕組みを作ります。
参加者プロフィール
このプロジェクトには、音楽のプロフェッショナルたちが関わっています。パシフィックフィルハーモニア東京は、幅広いジャンルの演奏を行うオーケストラで、地域の子どもたちに音楽の楽しさを伝える活動をしています。指揮者の河合尚市は、日本屈指の実力派で、二十年以上にわたり音楽文化に貢献しています。また、司会の西端ちひろは、明るい声でもよく知られ、多彩な活動を通じて親子に笑顔を届けています。
参加方法
この素晴らしいプロジェクトに興味を持たれた方は、キックオフイベントへの参加や、今後の活動参画を希望される方は専用フォームからお申し込み可能です。特に子どもたちには、このプロジェクトを通じて新しい体験ができる機会が提供されるので、ぜひご参加ください。
お問い合わせ
『こども音楽食堂』についての詳しい情報や質問がある場合は、社会福祉法人さぽうと21までお問合せください。子どもたちの未来を、音楽と食で彩るこのプロジェクトは、より多くの方々に理解され、参加していただけることを願っています。