現役書店員芸人が挑む新たなミステリーの世界
カモシダせぶんは、現役の書店員であり芸人でもあるユニークな肩書きを持つアーティストです。彼の特技は、本に関する豊富な知識とユーモアを交えて、さまざまなメディアで本を紹介することです。このたび、彼は新たな挑戦として、宝島社から発表されたミステリーアンソロジー『七つの大罪』の一員として執筆を行いました。
七名の作家による悪徳の世界
『七つの大罪』とは、キリスト教において「人を罪に導く七つの悪徳」のことを指します。具体的には、傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲の七つがテーマに設定されています。カモシダせぶんは、自身の名前にも「せぶん」という数字が含まれており、この作品への参加が決定したそうです。そして、彼の担当したテーマは「色欲」。彼の短編小説は、「父親は持ってるエロ本を子どもに見つからないようにしろ」という挑発的なタイトルが付けられています。
カモシダせぶんの独自の視点
この短編は、エロ・推理・親子というユニークな視点から構成されています。物語は、高校生の息子が隠されていたエロ本を見つけ、父親との間に生じるコミカルでありながら考えさせられる対話として展開します。カモシダせぶんは、日々の生活や書店での経験をもとに、リアルな親子関係を描きながらも、オリジナルのユーモアを交えて読者を引き込みます。
アンソロジーの魅力
『七つの大罪』には、カモシダせぶんを含む七名の豪華作家陣が参加しており、それぞれが異なるテーマで独自の物語を展開しています。例えば、傲慢をテーマにした中山七里の作品や、怠惰を描く岡崎琢磨の短編など、各作家が持つ独自のスタイルと視点が交差し、読者に新しい驚きと感動を与えます。
書籍情報と購入の仕方
『七つの大罪』は、2024年7月14日より発売され、定価は1,870円(税込)です。ページ数は352ページと読み応え十分です。作品の様々なテーマに触れた後、最後には驚くべき結末が待っていることでしょう。興味のある方は、ぜひ楽天ブックスやAmazonでの購入をご検討ください。リンクは以下の通りです。
カモシダせぶんのプロフィール
1988年生まれの神奈川県出身で、松竹芸能に所属するカモシダせぶんは、お笑いコンビ「デンドロビーム」としても活動しています。現役書店員としても知られており、数多くの書籍を紹介する姿勢は、多くのファンに支持されています。彼のミステリー小説家デビューは2023年9月と、今後の活躍が非常に楽しみです!
カモシダせぶんの新作『七つの大罪』は、彼自身のユーモアと深い洞察が見事に融合した作品です。読書の秋にぴったりな一冊として、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?