日の出町と協同乳業が地域活性化に向けた連携協定を締結

日の出町と協同乳業が結んだ包括連携協定

2025年12月23日、東京都西多摩郡の日の出町と協同乳業株式会社が包括連携協定を結び、地域の健康支援や活性化に向けた新たな取り組みを開始しました。この締結により、両者の協働関係は一層深まり、地域社会全体への貢献が期待されています。

協同乳業の地域への貢献

協同乳業は1992年から日の出町で東京工場を運営し、地域住民に親しまれる製品、例えば牛乳やヨーグルト、プリンを通じて、地域への愛情を深めてきました。これまでに、工場見学やインターンシップの受け入れ、小中学校へのヨーグルト無償配布、料理教室への参加など、地域の未来を担う子どもたちへ健康を促す活動を行ってきました。このような取り組みを通して、協同乳業は地域の健康づくりとコミュニティ活性化に寄与しています。

新たな協定内容

今回の包括連携協定には、以下の4つの重要な事項が盛り込まれています。
1. 食育に関する取り組み：地域住民への食育プログラムの提供を通じて、健康的な食生活の促進を図ります。
2. 地域振興：地域の特色を活かしたイベントや活動を通じて、地元の魅力を発信し、観光客の誘致を目指します。
3. 健康維持・増進に関すること：健康関連のイベントやプログラムを共に企画し、地域住民の健康促進に努めます。
4. 災害対策：地域社会の安全・安心を確保するための取り組みを推進し、災害時の連携を強化します。

これらの協定を基に、協同乳業は地域の皆さまとの新しい形の「共創」を目指し、さらなるコミュニケーションを築いていくこととなります。

地域コミュニティの活性化

協同乳業は、農ウォークや産業まつりなど、地域活性化を目的としたイベントにも積極的に参加しています。特に昨年からは地元のサッカーチームへのスポンサー協力を通じて、地域のコミュニティ活動の盛り上げにも取り組んでいます。これにより、地域の絆が一層強くなり、住民全体の健康や生活の質が向上することが期待されています。

協同乳業の企業理念と目標

協同乳業は1953年の創業以来、「酪農と乳業の共生」を理念として掲げ、生産者とともに成長することを大切にしています。長年愛されている「メイトー」ブランドを展開し、消費者にとって信頼される製品を提供し続けています。これからも協同乳業は、地域住民の健康と幸せのために努力し続け、地域社会が安心して暮らせる環境を整えるために、日々取り組んでいく所存です。