新素材Hidakami®︎
2025-09-26 14:08:24

和紙とポリエステルの新素材「Hidakami®︎ Organza」の魅力とは?

和紙とポリエステルの新しい融合「Hidakami®︎ Organza」



2025年9月下旬、サンコロナ小田株式会社と株式会社三協から新たな和紙合繊素材「Hidakami®︎ Organza」が販売開始されます。この素材は、和紙の自然な風合いを活かしつつ、ポリエステルの透け感やハリ感が融合した、全く新しいテキスタイルです。

「Hidakami®︎ Organza」開発の背景



このプロジェクトは、テキスタイルメーカーのサンコロナ小田が、プリーツ加工の専門企業である三協と協力して実現しました。和紙糸とポリエステル分繊糸を融合させることで、従来の生地とは異なる独特の表情や風合いが生まれました。特に、プリーツ加工に最適な特性を持つことが大きな特徴です。

初出品での高評価



「Hidakami®︎ Organza」は、2024年11月に開催される日本の総合テキスタイル展「プレミアムテキスタイルジャパン2025AW」で初めてお披露目され、その人気投票で1位を獲得。これが今後の展開への期待を高めました。

販売概要と用途



本商品の販売は、一般衣料からドレス、さらにはインテリア用のカーテンや雑貨に至るまで多岐にわたります。未染色のOF色の1色展開で、今後は定番在庫商品としての販売が予定されています。プリーツ加工品については、受注生産にて対応する予定です。

プロモーションイベント「Tokyo Textile Scope 2026 A/W」



新商品の販売に向けて、サンコロナ小田は2025年11月に東京都立産業貿易センターで開催される「Tokyo Textile Scope 2026 A/W」に出展します。ここでは、実際の生地のサンプルやプリーツ見本、製品サンプルを展示し、顧客に直接触れてもらう機会を提供します。この展示を通じて、新しい顧客や市場の開拓を目指す意気込みです。

素材の特性と活用シーン



「Hidakami®︎ Organza」は、分類外繊維(和紙)を87%、ポリエステルを13%含む独特の組み合わせが特徴です。規格は168cm x 50mの乱で、目付は75g/㎡となっています。この高機能素材は、雑貨小物やインテリア製品としての可能性も広がります。

結びに



和紙の魅力とポリエステルの機能性を兼ね備えた「Hidakami®︎ Organza」は、今後のファッションやインテリア、雑貨の新しいスタンダードとなることでしょう。両社の強力な協業によって生まれたこの素材が、どのように私たちの生活に彩りを加えるのか、今後が楽しみです。


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