松本隆の特別番組
2025-05-19 12:46:17

松本隆の特別番組で知る、名曲誕生の秘密と“ことば”の力

2023年5月22日、BS日テレで特別番組「作詞家・松本隆 ことばの冒険」が放送されます。この番組は、作詞家生活55周年を迎えた松本隆氏の音楽的旅路を探るもので、数々の名曲を世代を超えて生み出してきたその秘密に迫ります。

松本隆は、作詞家としてのキャリアを通じて、多くのヒット曲を手掛けてきました。「ルビーの指環」「木綿のハンカチーフ」「赤いスイートピー」といった名曲は、彼の詩の力を証明するものです。全体で2100曲を超える作品を筆にしており、その中には50曲以上が音楽ランキングの1位を獲得するという輝かしい記録があります。

この特別番組では、松本の“ヒットメーカー”としての側面だけでなく、社会の常識や壁を壊すために“ことばの力”を使った彼の姿を描きます。年齢を重ねた今でも松本は様々な挑戦を続けており、その姿に密着した内容が展開されます。

番組内では、松本が初めてパーソナリティを務めるラジオ番組『松本隆 風街ラヂオ』に登場し、ゲストの近藤真彦が彼との思い出を語ります。デビュー曲「スニーカーぶる~す」についてのエピソードはファンにとっても興味深い内容でしょう。また、斉藤由貴のコンサートに参加し、彼女が松本作詞の「卒業」を歌うシーンも放送され、松本をサプライズで紹介するなど、感動的な瞬間が展開されます。

さらに、松本の最初の大ヒット曲『木綿のハンカチーフ』についても触れられ、彼と作曲家の筒美京平との黄金のコンビによって生まれたこの曲の背後にあるモデルの方も登場します。名曲誕生の裏側には、意外なストーリーが隠されていることが明らかになるのです。

松本自身の活動も振り返ります。大滝詠一のアルバム『ALONG VACATION』のヒット曲「君は天然色」には、松本の深い思いが込められており、その心の内を語るシーンも見逃せません。長いキャリアを持った松本ですが、彼は「このままだと自分が壊れてしまう」と本音を漏らし、音楽界からの一時的な引退、古典の探究へと新しい興味を移します。

1997年、彼はヒットメーカーとして再登板し、「ダークな女性像」を描く挑戦をしたクミコのカバー曲の制作にも関わるなど、常に新たな冒険を続けています。70歳を迎えた彼のスタジオでの姿は、音楽の力を感じさせます。

番組のナビゲーターには、阿川佐和子さんが起用され、松本との交流をもとに進行します。今後の音楽シーンにおける松本の影響力を再確認できる貴重な機会です。番組を通じて、なぜ彼の作品が世代を超えて愛され続けるのか、その答えにも期待が高まります。名曲とともに、松本隆の55年の歴史が詰まった放送を楽しみにしましょう。


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