初音ミク創造の裏側を紐解く伊藤博之氏の新著『創作のミライ』とは?
こんにちは、皆さん!音楽とイラストの新たな未来を切り開いた初音ミクの生みの親、伊藤博之氏の著書『創作のミライ「初音ミク」が北海道から生まれたわけ』が、2025年7月23日に発売されることが決まりました。この本は、クリプトン・フューチャー・メディアの設立30周年を記念した特別な作品です。
彼の背景とクリプトンの歩み
伊藤氏は、牛の数が多いと言われる北海道の田舎町で生まれ育ちました。北海道大学職員を経て、1995年にクリプトンを設立しました。その後、音の商社として音楽文化を支えつつ、2007年には「初音ミク」を開発。彼がどのようにしてこの大きなプロジェクトに取り組んできたのかが本書では詳しく語られます。
本書では、初音ミクの二次創作をなぜ認め、推奨することにしたのか、その背景や思考が描かれています。また、30年もの間、札幌にオフィスを構え続けてきた意味も深く考察されています。これは、北海道という地方から音楽文化を変えたいという熱い想いが込められているからです。
AIと音楽文化の未来
伊藤氏は、音楽文化と社会におけるAIの変革についても触れています。未来の創作において、AIがどのように人々の生活や文化を変えていくのか、興味深い視点を提供してくれます。
本書は、彼の経験と未来への展望を通じて、皆様に新たな創作へのインスピレーションを与えることを目的としています。伊藤氏は言います。「地方住まいに負い目を感じなくなった今だからこそ、この経験を共有したい」と。
読者に向けたメッセージ
本書は、音楽や地方創生に興味がある方々にも広く読んでいただきたい内容となっています。音楽文化の変遷や、初音ミクの持つ影響力について考える良い機会です。ぜひご期待ください!
書籍概要
- - 著者: 伊藤 博之(著)、柴那典(聞き手・構成)
- - 出版社: 中央公論新社
- - 発売日: 2025年7月23日
- - 定価: 1,980円(税込)
- - ISBN: 978-4120059346
初音ミクが登場したことで作り手と聴き手の関係が劇的に変化し、音楽の創作における「ツクル」を広げるための道を切り開いてきた伊藤氏の思いや、クリプトンが築いてきた音楽文化がこの一冊に詰まっています。皆さんもぜひ楽しみにしていてください!