がん患者支援ウィッグ
2025-11-28 11:56:20

がん患者の心を支えるウィッグ寄贈。アデランスがタイで行った取り組み

アデランスがタイでがん患者にウィッグ寄贈



株式会社アデランスは、タイのがん治療を受ける患者さまのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)向上を目的に、国立がんセンターと県立ブリラム病院に対して医療用ウィッグを寄贈しました。今回寄贈されたウィッグは合計で100枚。アデランスは2012年からこの活動を行っており、COVID-19の影響で2020年からは数年間中断していましたが、今年再び寄贈活動をスタートさせました。

寄贈にいたる背景


アデランスは、1986年からタイにウィッグ工場を持ち、抗がん剤治療や放射線治療によって毛髪を失った多くの患者さまの心の支えとなることを目指しています。今年の寄贈は、8月22日に国立がんセンター、11月6日に県立ブリラム病院にそれぞれ行われ、式典には参加者が最小限に抑えられたものの、温かい雰囲気の中で進行されました。

寄贈式の様子


国立がんセンターでの寄贈式では、50枚のウィッグが提供され、県立ブリラム病院でも同様に50枚が寄贈されました。ブリラム病院では、患者さまが選んだウィッグをアデランス・タイのスタッフがカットし、装着方法やお手入れ方法をレクチャーしました。医療関係者からも寄贈再開を歓迎する声が多く寄せられ、参加者同士の絆に心温まる瞬間がありました。

医療現場の期待


寄贈されたウィッグは、患者さまの心理的な支えとなり、彼らの生活の質を向上させる役割を果たします。国立がんセンターのナタクーン医師も、寄贈に対し深く感謝し、ウィッグは患者さまおよびそのご家族に希望を与えるものであるとのコメントを寄せました。また、県立ブリラム病院のプーワドン院長も、寄贈されたウィッグを患者さまのために大切に活用していくと約束しています。

未来に向けた取り組み


今後も寄贈したウィッグは、必要とする患者さんのために活用される予定です。アデランスはCSR活動の一環として、社会に貢献するための取り組みを継続的に行ってまいります。

アデランスの企業スローガンである「Everything for a smile(すべては笑顔のために)」の理念をもとに、社内の社会的貢献を深めるとともに、患者さまに笑顔を届けるための活動を広げていく所存です。私たちの小さな取り組みが、大きな希望の光となることを願っています。


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