ナイアガラ50周年
2025-07-17 17:26:56

大滝詠一ナイアガラ・レコード50周年ライブの華やかな一夜を振り返る

大滝詠一ナイアガラ・レコード50周年ライブの華やかな一夜を振り返る



2023年7月12日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで開催された「大滝詠一ナイアガラ・レコード50周年記念ライブ」は、音楽ファンにとって特別な意味を持つイベントでした。このライブは、ジャパニーズ・ポップスの重要な存在である大滝詠一が設立したレーベル「ナイアガラ・レコード」の50周年を祝うもので、豪華なゲストアーティストと共に彼の音楽の魅力が再確認されました。

グランドオープニング



イベントは、ナイアガラのシンボルともいえる滝の映像で幕開けし、続いて貴重なアーカイブ映像が流れました。特に1976年に撮影されたスタジオライブの映像は、当時の大滝と共演者たちの若々しい姿が蘇り、会場の空気を一気に温めました。「あの娘に御用心」や「楽しい夜更かし」の演奏シーンには、まさに時を超えた感動が溢れていました。

スペシャルバンドの演奏



ライブでは、井上鑑が率いるスペシャルバンドが登場し、魅力的なナイアガラ・サウンドを奏でました。特に「Blue Valentine Day」や「恋するカレン」など、選りすぐりの名曲が演奏され、観客はそのメロディに酔いしれました。井上鑑の迫力ある演奏とともに、鈴木茂が参加することでさらに盛り上がり、訪れた人々の心を掴みました。

サプライズゲストと共演



ゲストの中には、渋谷系の女王とも言われる野宮真貴や、注目のDJ Night Tempoが登場し、「真夏の昼の夢」を披露しました。Night Tempoの典雅なリミックスが会場を包み込み、その魅力的なパフォーマンスは観客の心を打ちました。特に、80年代の日本のポップスを再構築したDJプレイは、ファンにとってはたまらないひとときでした。

彩り豊かなアーティストたち



次に登場したのは、渡辺満里奈。彼女は「うれしい予感」と「ダンスが終わる前に」を見事に歌い上げ、世代を超えた受け継がれる大滝の音楽の魅力を体現しました。更に川崎鷹也が加わり「FUSSA STRUT」を披露することで、ステージは一層賑やかに。観客のコールアンドレスポンスによって、会場は一体感に包まれ、ナイアガラのエッセンスを感じる場面となりました。

大貫妙子の凛とした歌声



大トリとして登場した大貫妙子は、シュガー・ベイブの名曲「蜃気楼の街」を披露しました。彼女の凛とした歌声は、50年前に遡るような美しさを持ち、観客を魅了しました。さらに、「いつも通り」のパフォーマンスでは、彼女自身の根底から沸き上がる音楽の魅力を再認識。大滝との出会いが新たな歴史を作ったことが伝わる素晴らしい瞬間でした。

ライブの締めくくり



ライブのラストは、全ての出演者が再集結し、大滝詠一の「幸せな結末」を共演。大滝の遺した音楽が連鎖するかのように、温かい拍手と共にこの特別な夜は幕を閉じました。この50周年記念ライブは、ナイアガラ・レコードの息吹を感じるとともに、未来へと受け継がれていくことを予感させるものでした。

そして、特別番組としてJ-WAVEでの放送も予定されており、未見の方にも進化したナイアガラ・サウンドを体感できる機会が広がっています。喜び溢れるこの瞬間を、皆で共有しましょう。結束し、支え合いながらも、ナイアガラ・サウンドは輝き続けるのです。NIAGARA FOREVER!

* 文=佐野郷子、撮影=永井峰穂



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