Acalieが展開する「RingConn」とは
愛知県名古屋市に本社を置く株式会社Acalieは、次世代型のスマートリング「RingConn」を開発しています。この製品は、特に睡眠の質向上に焦点を当てており、2025年6月からは株式会社NTT DXパートナーと東日本電信電話株式会社が協力して運営する「ZAKONE」に参画することが発表されました。このプラットフォームでは、さまざまな企業が協力しながら、睡眠改善に貢献する新規事業の創出やサービスの開発が行われます。
ZAKONEとは?
ZAKONEとは、NTT東日本グループを中心に作られたコミュニティで、睡眠に関わるさまざまな問題を解決することを目指しています。具体的には、参画企業間のネットワーキング促進や共同プロジェクトのためのイベントを開催し、睡眠に関する正しい知識を啓発する活動を行います。参加企業には、睡眠に特化した製品の先行体験機会が提供されるため、実際のユーザーの声を聞きながらプロダクトの改良や新サービスの開発が進められます。
RingConnの特長と背景
日本人の平均睡眠時間はOECD加盟国の中でも特に短いと言われており、睡眠に対する課題意識は年々高まっています。この背景を受け、RingConnは「日々の状態を見える化し、最適なリズムを整える」ことをミッションとし、ZAKONEの理念と強く共鳴しています。
RingConnは、米国のKickstarterにおいても史上最も支援を受けたウェアラブル製品であり、多くのユーザーから支持を得ています。2024年夏には、6.6億円以上の資金を集め、1.8万人以上の支援を受けた実績があります。Makuakeでの初日は1,600万円を達成し、最終的には1.42億円を超える支援を集めました。これらの結果からも、RingConnの人気や市場における期待が伺えます。
担当者の見解
株式会社Acalieのセールスマネージャー木村氏は、「スマートリング元年」とも言える2025年に向けて、RingConnが日本の睡眠やウェルネスに関する問題解決に貢献できることを期待しています。まだ市場は小さいものの、睡眠コミュニティを通じてより良い製品を提供していくことが重要だと述べています。
株式会社Acalieの紹介
Acalieは、電動モビリティやスマートプロダクトを中心に、次世代型の製品を提供する企業であり、多くの実績を有しています。代表的な製品には、ハイブランド電動モビリティ「COSWHEEL」、エントリーブランド「RICHIBIT」、スマート会議に特化した「MAXHUB」などがあります。これらを通じて、皆様の生活に彩りと豊かさをお届けすることを目指しています。
総括
「RingConn」は、次世代のウェアラブル技術と睡眠改善に特化したユニークな製品です。その参画がZAKONEによって促進されることで、今後、広がる可能性が非常に楽しみです。睡眠の質向上という社会的課題に取り組むAcalieは、ますます注目される存在となることでしょう。