ビズジーン、新たに抗菌試験サービスを追加
株式会社ビズジーンがこのたび新たに抗菌試験受託サービスを開始し、ヘルスケア企業の製品開発を一層サポートすることになりました。これにより、ウイルス対策にとどまらず、細菌に対する対策にも力を入れ、健康を維持するための技術提供を強化します。
ビズジーンは、これまでインフルエンザウイルスやコロナウイルス、ノロウイルスなどの抗ウイルス効果を評価し、企業の製品実用化を促進してきましたが、今後はさらなる種類の微生物にも対応します。この新サービスでは、一般細菌や歯周病の原因菌として知られるPg菌に焦点を当てており、企業の研究開発や品質管理において重要な役割を果たすことを目指しています。
新サービスの詳細
新たに提供される抗菌試験サービスでは、以下の微生物に対して評価を行います:
- - 一般細菌:黄色ブドウ球菌、大腸菌、アクネ菌、肺炎桿菌
- - 歯周病の原因菌:ポルフィロモナス・ジンジバリス菌(Pg菌)
加えて、Pg菌の遺伝子を定量的に解析するサービスも提供し、企業が病原体に感染するリスクを管理しやすくします。
特にPg菌は、口腔内の健康に悪影響を及ぼすだけでなく、全身の病気とも関連があるため、オーラルケア製品の開発が急がれています。ビズジーンの提供する最新サービスは、企業がより質の高い製品を市場に提供できるよう、製品開発を促進するためのものです。
試験内容と実施形態
サービスの対象となるウイルス・細菌の種類は以下の通りです:
- - ウイルス:インフルエンザウイルス、季節性コロナウイルス、ネコカリシウイルス(ノロ代替ウイルス)、バクテリオファージ
- - 細菌:黄色ブドウ球菌、大腸菌、肺炎桿菌、アクネ菌、歯周病菌(Pg菌)
試験は様々な形状に対応可能で、溶液、粉末、繊維、金属、プラスチックなど多岐にわたります。これにより、各企業は自社製品に適した抗菌試験を実施することができます。
お問い合わせと今後の展望
ビズジーンの試験サービスは、企業のニーズに応じて納期や価格が変動するため、詳しい内容についてはお問い合わせが推奨されています。公式ウェブサイトに設けられたお問い合わせフォームを通じて、具体的な相談を行うことができます。
また、ビズジーンは大阪大学の研究成果を実用化することを目的として2018年に設立されたスタートアップ企業であり、遺伝子の情報を可視化する技術を提供しています。今後も、健康で快適な生活をサポートするため、さらなる技術開発とサービス提供に注力していく所存です。
詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください:
ビズジーン。